小学校に入学すると、幼稚園・保育園のときと違い、子どもがひとりで登下校するという家庭も増えますよね。

一緒に帰るお友達がいる場合でも、大人が守れない時間は安全が第一です。

不要なトラブルを防ぐためにも、登下校のルールはしっかりと決めておくのが吉。

ママたちに、「これがよかった」と実感しているルールを聞いてみました。

キッズケータイの使い方

「娘の通う小学校はクルマでの送迎が禁止で、1年生のときは下校したら近くの児童館に到着してから迎えに行っていました。

携帯は、授業中はランドセルに入れて学校を出てから使うよう決まっていて、娘は守ってくれたけれど、問題は下校時に歩きながらかけてくること。

周りを見ないので危ないし、一緒に帰るお友達がふざけて取り上げることもあって、最初のうちは使い方に悩みました。

考えた末に、『正門を出てすぐの歩道の脇でかける』『お友達には待ってもらう』『通話が終わったらランドセルのなかに戻す』と決め、娘には何度も言い聞かせて守ってもらいましたが、大きなトラブルもなくほっとしています。

正門を出たタイミングなら先に児童館に着いて待っていられるし、かける時間が決まってくるのでよかったです。

携帯を持っているとほかの児童の気を引くこともわかったので、人前ではなるべく出さないこと、またお友達であっても触らせないことは常に言っています。

3年生になった今は自分の足で元気に歩いて帰宅しますが、正門を出てすぐかける習慣は変えておらず、安心して待っていられますね。

安全のために持たせているキッズケータイで、子どもの好きに使わせるのではなくタイミングはしっかりと決めておくのが大切だなと実感しています」(40歳/総務)

親の送迎がなくなると、重宝するのがキッズケータイ。

すぐに連絡がつくのはありがたいけれど、歩きスマホと同じく周囲への注意がおろそかになるため、登下校時はなるべく触れないのが肝心といえます。

どのタイミングで使うかはしっかり決めておき、ほかの子どもとのトラブルを避けるためにも、むやみに人目にさらすことは控えたいですね。