“niconico”の新バージョン発表会見の模様

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ゴと株式会社ニワンゴは17日、両者が運営する日本最大級の動画サービス“niconico”の新バージョン“Q”の提供を開始。東京・六本木のニコファーレで行われた記者会見で発表されたもので、本バージョンの提供に合わせて、11月17日(土)に公開される『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』とのコラボレーション企画として、niconicoのサイトデザインに“ヱヴァンゲリヲン MODE”を追加した。

会見には川上量生氏(株式会社ドワンゴ代表取締役会長)、夏野剛氏(株式会社ドワンゴ取締役)が出席。現行“Zero”をより使いやすく改良し、視聴画面のバージョンアップや、ニコニコ生放送のTOPページ刷新などを発表した。コンセプトは「0(Zero)に毛が生えてQへ」。ニコファーレの代名詞ともいえる、全面LEDスクリーンには『ヱヴァンゲリヲン』シリーズでおなじみの明朝体で“原点回帰計画”の文字が踊り、あえての“毛が生えた”マイナーチェンジをアピールした。

新たに“ニコニコ動画:Q”、“ニコニコ生放送:Q”が始動。“ニコニコ動画:Q”では“軽くて早い”新動画視聴ページQwatchで視聴画面の動作が軽量化され、動作スピードが向上した他、ユーザーのブラウザの視聴環境に合わせて任意で画面サイズを選択することが可能に。また、視聴履歴のアカウント連携で、視聴する端末(PCブラウザ、スマートフォン)に関係なく“どこでも”動画の持ち出しができるようになる。一方、“ニコニコ生放送:Q”には生放送番組をより見やすくするTOPページの刷新、番組表のリニューアル、リアルタイム通知BOXが搭載される。

同日、コラボデザインによる“ヱヴァンゲリヲン MODE”の搭載をはじめ、ニコニコ動画版予告編の公開や、ニコニコ生放送でのTVシリーズ放送など『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』とのコラボレーションも動き出した。会見では来年開催される“ニコニコ超会議2”の新ロゴマークや“ニコニコ町会議”の新企画発表、ニコニコ静画、電子書籍の新サービスも明らかになった。

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