CNBLUE ヨンファ CNBLUE ヨンファ

韓国出身の男性4人組バンド、CNBLUE(シーエヌブルー)が10月21日、初のアリーナ・ツアー(6か所9公演)の最終公演をさいたまスーパーアリーナで行った。

CNBLUEのライブの写真

「Come on」の掛け声でライブの幕を開けると、ロック・ナンバーを6曲続けて披露しスタートを熱く盛り上げた。会場の大きさに、ヨンファは「すごいですね、さいたま! たくさん来てくれて本当にありがとうございます」と興奮気味に挨拶。続けて、ヨンファがピアノを弾きながら、ジョンヒョンとともに『feeling』と『These days』のバラード曲で場内を優しい雰囲気で包んだ。

『Blue Sky』『Teardrop in the Rain』では、バンドながらもメンバー全員が楽器を置いて歌声を披露すると、客席からため息まじりの歓声があがった。また、ご当地グルメを即興で曲にするコーナーでは、最終日とあって、大阪のたこ焼き、名古屋の手羽先、新潟のコシヒカリなどツアーで巡ってきた各地のグルメを織り交ぜながら、牛丼やコンビニなど、メンバーが好きなもので1曲を披露した。

MCでは、ツアー・ファイナルに際し、ジョンヒョンが「今年は音楽の活動が少なかったですが、曲を聴いて待ってくれていたみなさんのおかげで、アリーナツアーができました。ありがとうございます。」とファンに感謝。ヨンファは「最近は個人の活動も増えていますが、4人でライブをやっている時、僕たちはCNBLUEだと感じます。これからも一緒にライブを作りましょう!」と呼びかけた。

『Time is over』で熱い余韻を残したまま本編が終了。息つく暇もなく沸き起こったアンコールに導かれ、メンバーが登場すると、デビュー・シングル『In My Head』でさらに熱く盛り上がった。ファンに少しでも近づこうとしたり、興奮する会場の様子を自分の携帯電話に写真をおさめようとするメンバーの姿に、ファンも熱狂。アルバム『CODE NAME BLUE』(8月29日発売)がオリコン週間ランキングで1位を獲得したことに感謝するも「まだまだここからです。頑張ります!」とさらなる飛躍を約束した。

そして、最後の曲が終わっても、ダブル・アンコールを求める鳴り止まない拍手と歓声に応え、メンバーが再び登場。さらに、トリプル・アンコールまでも行い、約3時間に及ぶライブの幕をおろすとともに、10万人を動員したツアーを完走した。