『自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと』著者・四角大輔氏監修、“24時間オンライン時代”の損をしない「捨てる」技術 [ http://ure.pia.co.jp/list/genre/custom?c=life_simple ] その12『家計簿を捨てる』。

日頃からコツコツと節約し、貯金を増やす努力をしている人は少なくない。しかし、経済評論家の山崎元さんによると、もっと効果の出る方法があるのだという。自然と貯蓄ができる、上手なお金のコントロール術を聞いた。

ポイントを押さえて、お金と爽やかに付き合う

『お金とつきあう7つの原則』 山崎元(著)
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ライフスタイルのシンプル化を考える上で、欠かせないのは「お金」の問題。気づけばつい使いすぎてしまっていたり、貸し借りでトラブルになってしまったり……。逆にお金の扱い方がうまい人は、収入の多寡を問わず、スマートに日々を送っている。

「いくつかのポイントを知っておくことで、自分のお金を淡々と合理的に扱うことが重要です。そして、普段はお金のことなど忘れて、使うときには気分よく使う。お金に煩わされるのは、もうやめにしましょう」

そう語るのは、『お金とつきあう7つの原則』(KKベストセラーズ)の著者で、マネー管理のエキスパートとして知られる山崎元さんだ。

お金の使い方として、重要なポイントは「恒常所得(平準化された将来の収入)に応じた消費生活を、自然と送れるスタイルを身につけること」。要するに「入ってくる以上に使わない」ということだ。とは言え、日々細かく家計簿をつけるのは面倒なもの。簡単に収支の調整感覚を磨く方法はないだろうか?