忘れちゃいけません、ジャガイモ。3種類食べ比べセット。いいですね〜。ジャガイモのコロッケ屋さんも出てましたが、これまた売り切れ。残念。

そんな中で発見がありました。北海道最南端、松前町のあわび飯。
ド派手な海鮮めしとは異なる、そこはかとないたたずまい。


















若女将が切り盛りする松前漬けの店にありました。あまりにステキすぎるので若女将もパシャリ。







 






デザートやお菓子は、白い恋人、生チョコレートのロイズ、六花亭のバターサンドといった定番がそろっていました。そんな中からおすすめは北菓楼(きたかろう)の開拓おかき











現在のラインナップは帆立味、甘エビ味、松前いか味、えりも昆布味、北海シマエビ味、秋鮭味の6種類。これ、ホントに美味いですよ! ネットでも買えます。最近では映画『探偵はBARにいる』の中で主演の大泉洋が食べてたようですね。

次の発見は初出展「パティシエ・ラボ」のみそプリンでした。口に入れる前は正直イメージが湧かなかったんですが、食べると分かります。みそは隠し味ですね。言われないと分からないかもしれません。











このお店は支笏湖のリゾートスパ水の謌(みずのうた)内のスイーツショップで、ふだんはそこでしか買えないようです。

というところで、夜のメニューが決まりました。あわび飯、ニシンで飲みつつ、デザートはみそプリンです。

ビールを飲みつつ、まずはニシンの準備。言われたとおりに頭と尻尾を落として、身に切れ目を入れます。











塩焼きにしました。


 








これだけ太いとガスコンロのグリルで焼くのに難儀しました。
ゆっくりじっくり火を通す必要がありますね。

ポン酢に軽くつけていただきました。ほどよく締まった脂のりがよい身を一口食べたら豪快な気持ちになってしまい、撮影そっちのけで食べてしまいました。

あわび飯。


あわびの煮汁で炊いたおこわの上を、分厚い身が松前蝦夷あわびといくらが彩りを添え、脇を松前漬と昆布が固めます。味付けが上品でとてもおいしかったのです。

が、この頃には撮影を忘れて、食い&飲みに走っています。反省。

その代わりといってはなんですが若女将のブログを発見しました。次は、若女将の松前漬をいただきたいです。
 



締めはみそプリンです。











生クリームと卵の濃厚さがありながらも、甘さ控えめのしっかりした味。原材料に酵豆粉(こうずこ)とありました。隠し味の正体は無塩味噌のパウダーでした。

翌日またニシンを焼いて、数の子ちゃんをぷりっと取り出して撮影しました。塩漬けではない素の味と食感を楽しみました。

 










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ひらやま・たく 編集者/クリエイティブ・ディレクター。ファッション誌、ライフスタイルサイト、ニュースサイト編集を経て独立。Local Design代表。現在はメディア編集や食品や観光ブランド開発など、“都市と地域をつなぐ”“ネットとリアルをつなぐ”をコンセプトに仕事をしています。