AQUOS クアトロン 3D XLシリーズ

シャープは、外光の映り込みを抑え、艶やかで深い黒を再現する「モスアイパネル」を採用した液晶テレビ「AQUOS クアトロン 3D XLシリーズ」を11月30日に発売する。

光の波長よりも小さなナノ単位の微細突起が反射を引き起こす屈折率を連続的に変化させ、光の反射を抑える構造をもつ蛾の目の構造を応用した「モスアイパネル」を採用。パネル表面で外光や映像の光を遮ることなく微妙な色や明暗を表現し、艶やかで深い黒を再現する。また、映像信号をシーンごとに分析し、液晶の開口量とLEDバックライトの光量を同時に調整する「LEDブライトネス」技術を採用。テレビコントラスト1000万:1を実現した。

液晶の3原色(赤・緑・青)のサブピクセルに、黄色を加えて表示する「4原色技術」で映像の色表現力を高めたほか、「829万サブピクセル」駆動システムでサブピクセルを独立してコントロールし、映像シーンごとに輪郭、明るさ、色を解析して細部を補正。高品位で臨場感のある映像が楽しめる。

3ウェイ5スピーカーの「2.1chフロントサウンド」音声システムを搭載し、迫力のある高音質とともに、音声LSI「新・AudioEngine」によって、クリアで聞き取りやすい音声を再現する。また、テレビ放送とネット情報をわかりやすく一覧表示する「ビジュアル モーションガイド」で、気になる番組を簡単に見つけることができる。おすすめの番組や暮らしに役立つネットサービスなど、今まで気づかなかったコンテンツを発見することができる。

チューナーは、地上デジタル×3基、BS・110度CSデジタル×2基を搭載。市販の外付けHDDを接続することで、録画・再生に対応する。そのほか、別売の3Dメガネ「AN-3DG20-B」で3D映像の視聴ができる。価格はオープンで、ラインアップと実勢価格は、80V型「LC-80XL9」が100万円前後、70V型「LC-70XL9」が70万円前後、60V型「LC-60XL9」が38万円前後、52V型「LC-52XL9」が32万円前後、46V型「LC-46XL9」が18万円前後の見込み。