夫の理解が得られない

在宅ワークは自宅にいるだけあり、働いているとみなされにくく、夫に完璧な「育児」と「家事」を求められやすいと話すのは2歳の子を持つUさん。

Uさんは在宅で翻訳の仕事をしているそうですが、会社へ行っていないだけで自宅でもそれなりの仕事をしているのに、自宅にいるというだけで夫は「片手間の仕事」だと思っているようです。

そのため、育児も家事も妻がやって当たり前だと言わんばかりに、何も手伝ってくれませんと話します。

夫にもよりますが、在宅ワークは夫の理解が得られにくいということがデメリットのようです。

最後にUさんは、在宅ワークは夫が納得するぐらい稼げるようになって初めて認めてもらえるような気がします、気持ち的にはラクではありません、とも話していました。

働きに出るより寝不足状態

在宅ワークは、日中子どもが起きている時間帯にこなすのは難しく、夜子どもが眠りについてからしか集中して出来ませんと話すのは1歳の子を持つMさん。

お昼寝時間もやろうと思えば出来ますが、昼間は自分も疲れているため、添い寝ついでに子どもと一緒に眠ってしまうそうです。

結果的に仕事をする時間が夜間になってしまい、外に働きに出ているお母さん達より寝不足になってしまうところが在宅ワークのデメリットだとMさんは言います。

どうしたら在宅ワークを続けることができる?

在宅ワークは多くのママ達が想像するような理想の世界であるとは言えませんが、そんな状況でも続けるためにはどうしたら良いのでしょうか。

ママ達から聞いて感じたことは「仕事が好きであること」と、「やりがいを感じること」です。

夫の収入がもう少しあったらいいな~と、その不足分を補うかのように好きでもない仕事に取り組んでいても苦痛でしかなく、長く続けることはできません。

また、仕事にやりがいを感じない限り、モチベーションが保てませんから続けることは難しいでしょう。

このように、在宅ワークを続けるにはそれなりの意気込みや覚悟が必要ですが、その反面場所や時間に拘束されず自分のペースでできるというメリットもあります。

子どもが小さいうちは時間のやりくりが大変ですが、少し大きくなり幼稚園や保育園、小学校へ行くようになれば集中して仕事が出来る時間も増えますから、無理をせず少しづつ挑戦してみるのも良いですね。

子育てに、仕事に頑張り続けるママを応援しております。

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。