「何かあった時のためにもママ友は必要!」
「ママ友は面倒だし、トラブルが怖いからいらない」
など、ママ友必要派と不必要派でそれぞれ独自の意見があると思います。

ハピママ*読者の皆さんはいかがでしょうか?

そこで、今回は子育て中の「ママ友必要派」「ママ友不必要派」のママに実際のホンネや意見について取材してきました。

「結局ママ友っていた方がいい?いない方がいい?」と、頭を悩ませているママはぜひ参考にしてみてください。

ママ友必要派の意見

まずは「ママ友必要派」の意見について探っていきます。なぜ、必要だと感じるのか、ママ友がいることによって不便なこと、不安なことなどはないのか、具体的に発言してもらいました。

さっそく迫っていきましょう。

27歳ママ・子供1人(2歳)

「私は絶対ママ友はいた方が良い!というタイプの人間です。というのも、保育園のことや幼稚園のこと、他にもかかりつけの病院のこととか、地域のママ友でしか得にくいような情報を得られるのが理由です。

○○保育園は保護者とのコミュニケーションが少ない」「〇〇クリニックは優しくて良い先生だからおすすめ」など、こうした情報はママ友を通じて得ることがほとんどです。逆に、ママ友がいなかったら、多分未だに地域の情報について知らずにいたと思います。

ただ、付き合いが深くなるとトラブルになりやすいということは分かっているので、程よい距離感で関係を築いています」

情報共有のためにママ友が必要、と考えるようです。確かに、子供のことを考えれば、子供に関する情報を常に得られるのはメリットかもしれませんね。

また、ママ友トラブルを回避するためにも「距離感」を大切にしているのだそう。やはり、ママ友はいた方が良いものの、トラブル予防も意識した方が良いのかもしれません。

39歳ママ・子供1人(1歳)

「友人の多くは早くに結婚し、出産した人が多く、すでに子供の年齢が5歳とか、小学生、ということが多く、ウチのように幼児の子供を抱える友人はいませんでした。

しかし、子育てサロンを通じて同じ年齢を持つママと仲良くなり、今ではママ友と遊ぶことがほとんどです。同じ悩みを抱き、一緒に解決策を見つけてみたり、家庭の愚痴を話したりなど、学生時代の友人と同じ感覚で遊んだりしています。

よく、ママ友トラブルが~という話を聞きますが、私の場合全く無関係のようで、そういった不満や心配を抱いたことがありません。

「ママ友」というカテゴリで括られてはいますが、イメージとしては『たまたま新しくできた友人に子供がいただけ』といった感じです」

子供が小さいと、大きい子供を持つ友人と遊ぶことに抵抗を感じるママは実際に多いようです。そんな中で、子供の年齢や月齢が近いママに出会えることは貴重なことなのではないでしょうか。

また、「気の合う友人」として関係を築いていけるかどうかも、ママ友トラブルのリスクを左右するようです。

34歳ママ・子供2人(3歳・5歳)

「正直いうと、ママ友との付き合いに疲れを感じたことはあります。頻繁なランチに顔を出さなければいけませんし、ちょっと変わったことをするとグループから孤立してしまいますし…。

もし可能ならママ友付き合いをやめたいというのが本心なのですが、実際のところ、ママグループの子供たちとウチの子供たちは仲良しなので、もしも私がグループから抜けたりしたら、子供関係にもヒビが入るのではないか、と不安で踏み切れません。

ただ、面倒や疲れを感じることは多いものの、悪いことばかりではありません。子供服のおさがりを譲り合ったり、みんなでワイワイ外出したり、ホームパーティを開くこともあるので、親子で楽しく過ごせたり、助け合ったりすることができます。

こうしたいろいろな理由から、ママ友は必要なのではないかな、と感じます」

子供のため、とママ友との付き合いを断てないママは少なくないと思います。

ただ、ネガティブな事だけではない、と気持ちを切り替えることができれば、ストレスが少なく済むかもしれませんね。