2月には【SHIBUYA-AX】で神聖かまってちゃんとの対バンも経験していますが、そんな他流試合路線はももいろクローバーZに改名して以降、ますます激化。Z改名初日の4月11日からは【東京キネマ倶楽部】で『ももいろクローバーZ 試練の七番勝負』を行いました。有野晋哉やデーブ・スペクター、水木一郎といった他業種のタレントから芸能界で生きていくためのさまざまなスキルを学ぶというこのイベント。翌年にも開催されるほどの好評を博しました。
最終日の7日目は会場を【日比谷野外大音楽堂】に変え、ロックフェス「ザンジバルナイト」に参戦。ステージが滑りやすいからと靴を脱いでの本気のパフォーマンスで、初見のロックファンさえも取り込みました。ほかに、10月には【SHIBUYA-AX】で氣志團主催のイベントにも出演。彼らとは翌年も共演しています。
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そんな他流試合以外に、単独でも予想外のイベントを決行してきました。7月27日、1stアルバム『バトル アンド ロマンス』のリリースを記念して、都内を選挙カーで遊説。その一環として行われた【新宿ステーションスクエア】でのライブには非公表だったにもかかわらず、4000人もの観客が集結しました。
4日後の7月31日には【東京タワー】でライブイベントを開催。この時、機材トラブルで演奏が止まってしまい、ファンの大合唱とともにアカペラで『オレンジノート』を歌いきるという、身震いするほどの光景が繰り広げられました。
10月から11月にかけては【渋谷PARCO PART1 moph】で、ももクロカフェをオープン。店自体は現在も通常営業しているので、行ってみるのもいいでしょう。
また、11月14日にはシングル『労働賛歌』のリリースを記念して、メンバーが全国に散ってティッシュ配りを敢行。【JR新橋駅前SL広場】にはスーツ姿の夏菜子が立ち、いまや会えないアイドルにひょっこり会ってしまった通行人たちは驚くばかりでした。
そんな八面六臂の活躍から、この年には既に紅白当確の噂も出ましたが、残念ながら夢実現は翌年以降に持ち越されます。
