当サイトのミニコーナー「1クリック投票」の10月のテーマ「画面サイズが大きくなったiPhone 5、どう思う?」の投票結果をまとめました。

最初にお断りを。「1クリック投票」は、誰でも回数制限なく投票できる簡易アンケートです。厳密なアンケート調査結果ではありませんので、ご承知おきください。調査実施期間は9月21日~10月31日の1か月強。今回は、画面サイズが初代モデル以来、初めて変わり、3.5インチから4.0インチに大型化した「iPhone 5」についてどう思うか、合計3607票のご投票をいただきました。

五つの選択肢のうち、1位は「ぜひ欲しい・すでに買った(予約済み)」(59.9%)、2位は「欲しい・購入検討中」(27.8%)でした。この二つを合わせると、回答者の実に87.7%が実際に購入したか購入検討中という、熱心なファンの多さを改めて感じる結果となりました。

もっとも投票数の少なかった「3.5インチのままがよかった」は、わずか1.8%。横幅は従来のまま変わらず、縦方向だけが長くなったので、画面サイズの変更をマイナスに受け取る人はごく少数だったようです。逆に、他のAndroid搭載スマートフォンのように、「もっと大画面化して欲しい」という意見も、3.4%にとどまりました。「4.0インチ」は、片手でも持てる、ちょうどいいサイズと好評のようです。

11月2日には、iPhone、iPad、iPod touchに続く、新たなiOS搭載デバイスとして、7.9インチの液晶ディスプレイを搭載した「iPad mini」のWi-Fiモデルが発売になりました。高速通信規格のLTEに対応した「iPad mini Wi-Fi +Cellularモデル」も11月下旬頃に発売予定。料金プランや予約開始日など詳細はまだ発表されていないものの、国内では「iPhone 5」同様、ソフトバンクモバイルとKDDIの2社が販売します。

7インチは、アップル創業者の故スティーブ・ジョブズ氏が、もともと否定していたサイズ。しかも「iPad mini」は、多くのアップル製品が搭載している高精細の「Retinaディスプレイ」を採用していません。また、これまで3.5/4.0インチのiPhoneと9.7インチのiPadの隙間を狙い、アップル以外のメーカーが率先して製品を投入してきただけに競合は多く、スペックに比べて割高という見方もあります。はたして従来のiPadの要素を凝縮した「iPad mini」は、2010年に登場した初代iPad同様、新たな市場を生み出すことができるでしょうか?

【BCNからのお知らせ】

・現在、投票中のテーマは、「電子書籍、何で読みたい?」です。電子書籍が普及するかどうかの最大のポイントは、「ストア」のラインアップと使い勝手、価格にあるでしょう。電子書籍を読むためのハードや対応アプリの出来も、電子書籍全般のイメージを左右するでしょう。ぜひご投票ください。よろしくお願いいたします。