中澤佑二(横浜F・マリノス)  (C)J.LEAGUE 中澤佑二(横浜F・マリノス) (C)J.LEAGUE

次の試合が重要な意味を持つ。横浜F・マリノスは前節、川崎フロンターレに0-3の完敗を喫し、14試合連続負けなしでストップした。14勝5分6敗・勝点47の5位は、首位・鹿島アントラーズに勝点8差である。次節の相手は15勝4分6敗・勝点49の3位・柏レイソル。こちらも7試合連続負けなしを続けている。連敗だけはしない。『明治安田生命J1リーグ』第26節は横浜FMにとって、大事な90分間となる。

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神奈川ダービーでは、守備陣のミスを突かれた。14試合連続負けなしの時は、大半が下位チームが相手だった。守備に多少のミスがあっても、失点は免れていた。ただ、川崎Fは最終ラインでのミスを見逃してはくれなかった。今後も柏や鹿島、4位・セレッソ大阪など9試合中6試合がひとケタ順位の相手となる。主導権を握られても、シュート本数で圧倒されても、中澤佑二&ミロシュ・デゲネクのCB、GK飯倉大樹が最後のところで跳ね返す粘り強い守備を取り戻したい。粘って粘って、マルティノス&齋藤学の両サイドからウーゴ・ヴィエイラにつなぐカウンターや、高精度な左足を誇る天野純のセットプレーで勝機を見出したいところ。

相手ペースであっても、シュートの雨を浴びても、勝点3を手繰り寄せるしぶとさがあるのは柏も同じだ。中谷進之介&中山雄太の若いCBコンビは相手エースを完全に封じ込める。たとえシュートまで持っていかれても、GK中村航輔が好セーブを連発する。

前節・浦和レッズ戦でも相手のシュート17本に対し、柏は8本。ボールもあえて浦和に回させた。決定機を作られても、慌てず騒がず守備陣が冷静に対応。50分にFWクリスティアーノ、トップ下ディエゴ・オリヴェイラ、左ハモン・ロペスのブラジル人トリオの個人技を生かしたカウンターで先制すると、85分には相手DFがクリアにもたつく隙を突いて追加点をマーク。守っては試合終了間際のPKによる1失点に抑えたのだった。横浜FMと同様に柏も、堅守速攻で勝点を積み重ねてきたのだ。

過去のリーグ戦での対戦成績は柏の19勝8分16敗とややリード。ここ10試合の成績を見ても、柏が4勝3分3敗と勝ち越している。

『明治安田生命J1リーグ』第26節・横浜FM×柏は9月16日(土)・日産スタジアムにてキックオフ。当日は『MARINOS YUKATA FES』を開催。浴衣着用の来場者は、スペシャル縁日で輪投げ・人形すくい・ヨーヨー釣り・射的などが無料で楽しめる。さらにかき氷も無料で堪能できる。さらにさらに人気男性ボーカルグループSOLIDEMOが登場。トリコロールランドでのライブなどで『MARINOS YUKATA FES』を盛り上げる。チケット発売中。

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