Fシリーズ

富士通ゼネラルは、「薄型で洗練されたデザインと省エネ」をコンセプトに、室内空間に調和する外観と高い基本性能を備えたルームエアコン「Fシリーズ」を11月30日から順次発売する。

エネルギー消費効率を高めると熱交換器が大型化し、室内機の厚みが増すなどの技術課題を解決するために、独自開発の「高密度マルチパス熱交換器」を搭載。室内機の奥行きを18.5cmに抑え、薄型、高い省エネ性、高暖房能力を実現した。

人がいなくなると自動で省エネ運転する「オートセーブモード」と、設定時間が経過すると運転を自動で停止する「オートオフモード」から選べる「不在ECO」機能を搭載。外出の際に電源を切り忘れたときや洗濯などで部屋を空けたときなどに、ムダな電力消費を抑える。

このほか、運転停止時に使用しない回路の電源を自動的にカットする「待機時消費電力ゼロ」、運転開始時の急激な電流の上昇を防止する「最大電流カット」、起床時間や帰宅時間などに合わせて予約運転する「24時間プログラムタイマー」、30分ごとに温度を変更し、快適な眠りをサポートする「おやすみタイマー」を備える。

室内機のサイズは、高さ282×幅870×奥行き185mm。緩やかな曲線を描く大型フロントパネルの採用と、パネルの作動時に見える内部の風向フラップや吹出口まわりなどの造型要素に統一感をもたせ、室内空間に調和する洗練されたデザインに仕上げた。

ラインアップと価格は、主に6畳向け「AS-F22C」が11万円前後、8畳向け「AS-F25C」が12万円前後、10畳向け「AS-F28C」が13万円前後、14畳向け「AS-F40C2」が15万円前後、18畳向け「AS-F56C2」が18万円前後の見込み。電源は、「AS-F22C」「AS-F25C」「AS-F28C」が単相100V、「AS-F40C2」「AS-F56C2」は単相200V。18畳向け「AS-F56C2」が2013年2月、そのほかは11月30日に発売する。

「ウレぴあ総研」更新情報が受け取れます