スペシャルサポーターを務めるAKB48の篠田麻里子 スペシャルサポーターを務めるAKB48の篠田麻里子

今年3月から4か月間大阪で、8月から東京・上野の森美術館で開催中の「ツタンカーメン展~黄金の秘宝と少年王の真実~」が11月6日、総入場者数160万人を突破し、記念セレモニーが行われた。当日はスペシャルサポーターを務めるAKB48の篠田麻里子から160万人目の来場者に日本-エジプトの往復ペアチケットが贈呈された。

国内歴代展覧会の総入場者としては、1974年に開催されたモナリザ展(東京)の約150万人を抜いて単独4位。今後の開催で、3位の2009年「国宝 阿修羅展」(東京・福岡)の約165万人、2位の1964年「ミロのヴィーナス展」(東京・京都)の約172万人を抜くのは確実視されており、そうなると歴代1位、1965年に東京・京都・福岡で開催された前回の「ツタンカーメン展」(約295万人動員)とともに、1位2位を独占する快挙が実現する。

記念すべき160万人目の来場者は秋田に住む須藤由美子さんと、その娘で埼玉からやって来た実佳さんの親子。エジプトへは「親子ふたりで行きたい」と嬉しそうに語っていた。篠田は、AKB48のメンバーとだったら誰とエジプトに行きたいかと質問されると、「秋元才加」と即答。「才加がツタンカーメンの真似をしていたので、かぶりものをして行きたい」と笑顔で話した。

セレモニー後半にはツルベカーメンのパネルが登場、会場からは笑いが起こった。FNS27時間テレビで笑福亭鶴瓶が全身金ピカのツルベカーメンに扮して話題になったが、その等身大パネルが160万人突破を記念して番組から贈呈され、年内限定で会場入り口付近に展示されることも決定した。

篠田は最後に「まだまだ見ていない人はたくさんいらっしゃると思うので、ぜひ来ていただければと思います」と大きな声で呼びかけていた。

秘宝の展示はこれが最後とも言われている今回の「ツタンカーメン展」。会期は来年1月20日(日)まで。

■エジプト考古学博物館所蔵 ツタンカーメン展
~黄金の秘宝と少年王の真実~
開催期間:開催中~2013年1月20日(日)
開館時間:平日9:30~18:00/土日祝9:00~18:00(最終入場は17:00まで)

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