スゴイバッテリー

システムトークスは、超大容量バッテリを内蔵した小型ポータブル充電式電源「スゴイバッテリー」の鉛シール電池搭載モデルを11月中旬に、リチウムポリマー充電池搭載モデルを11月下旬に発売する。それぞれに、付属品が充実したDXバージョンを用意する。価格はオープンで、実勢価格は鉛シール電池搭載モデルが9000円台、リチウムポリマー充電池搭載モデルが3万円台の見込み。

リチウムポリマー充電池搭載モデルは75000mAhの超大容量バッテリで、携帯電話70台の充電、LED電球を22時間点灯し、冷蔵庫を7.8時間動作できる。鉛シール充電池搭載モデルは12900mAhで、携帯電話10台の充電、LED電球3.5時間点灯、冷蔵庫1.2時間動作に対応する。

重さは、リチウムポリマー充電池搭載モデルが2.5kg、鉛シール電池搭載モデルが2.1kgで、最適な重量バランスとキャリングハンドルによって、重さを感じることなく持ち運びができる。従来の携帯型発電機とは異なり、発火の危険や臭い、騒音、油汚れがない。

電源出力用のインターフェースは、携帯電話などの充電に対応するUSB(5V)×2、LEDライトなどを接続する12V端子×2、シガーライターソケット×1を搭載する。シガーライターソケットには、別売のAC100V変換アダプタ(インバータ)を接続することができる。

充電用のACアダプタは、PSE認証済みの合法品が付属。アウトドアや業務での使用に耐えられる肉厚なボディは、世界基準UL94-V0の難燃材料製。サイズは幅235×高さ250×奥行き76mm。システムトークスでは、災害時の携帯電話充電に使えるように、16台の携帯電話を一度に充電できるアダプタを準備している。