『ハリー・ポッター』シリーズのデイヴィッド・イェーツ監督の次回作『ターザン』の主役候補に、トム・ハーディが挙がっているらしい。他にヘンリー・カヴィル、アレクサンダー・スカルスガルド、チャーリー・ハナムらの名前も挙がっているようだ。

新しい『ターザン』は、ワーナー・ブラザースが長い間製作を試みてきたもの。『ハリー・ポッター』シリーズ終了後、イェーツ監督は人間ドラマ『Your Voice in My Head』やスリラー『Imitation Game』など、いくつかの作品を次回作として検討してきたが、最終的に『ターザン』を選んだらしい。イェーツ監督はすでに何人かの俳優に会って、話をしているようで、候補に挙がっている4人は、いずれも最近ワーナー・ブラザースと縁が深い。

ハーディはこの夏の『ダークナイト ライジング』で悪役を演じて絶賛されたばかり。カヴィルは来年夏公開の『Man of Steel』でスーパマンを演じる。ハナムは来年公開のギレルモ・デル・トロ監督作『Pacific Rim』に主演。スカルスガルドは主演、エクゼクティブ・プロデュースを兼ねる『The Vanguard』を製作準備中だ。

本作は、『ハッスル&フロウ』のクレイグ・ブリュワー氏が監督を務める予定だったが降板し、イェーツ監督に決定したようだ。

文:猿渡由紀