映画『シルク・ドゥ・ソレイユ3D』イベントの模様

『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』の世界最速公開を記念し、本作の世界を彩る“門外不出”のコスチュームが、東京・お台場の商業施設ヴィーナスフォートにて展示されている(11月25日まで)。このコスチューム展示会開催を記念し8日、同所で2012年ミス・インターナショナルのグランプリを日本人で初めて受賞した吉松育美がトークショーを実施。大ファンだというシルク・ドゥ・ソレイユの魅力や、衣装の感想を語った。

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『サルティンバンコ』や『ZED』などの作品で知られるパフォーマンス集団シルク・ドゥ・ソレイユの世界を最新の3D撮影で映像化。ドキュメンタリーではなく、サーカスに迷いこんだ少女と、空中ブランコ乗りの青年が織りなすラブストーリーが幻想的に描かれる。『アバター』のジェームズ・キャメロンがプロデューサーを務め、『ナルニア国物語』のアンドリュー・アダムソン監督がメガホンを執った。

日本初上陸となるシルクの衣装を目の当たりにし、吉松は「どれも独特でユニーク。カラフルで素敵ですね」とうっとり。パフォーマーの体型に合わせて、すべてオーダーメイドで製作されると知り「本当に大変なこと。でもその分、パフォーマーたちは衣装からパワーと信頼感をもらっているはず」と衣装の重要性を熱弁した。

本場ラスベガスでのショーも鑑賞したといい「同じ人間なのかなと驚くほどの柔軟性。映画では(ショーと違って)いろんな角度からシルクを体験できるので、公開がとても楽しみです」と胸を踊らせた。この日は本作にインスパイアされた特別な“シルクバージョン・イルミネーション”の点灯式にも参加し「とても美しく幻想的。一足先にクリスマス気分を味わえた」とご満悦だった。イルミネーションは、館内合計約34万球のLEDライトが、幻想的な世界観を醸し出し、来場者を映画と同じ異空間に誘う。

『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』
11月9日(金)より、TOHOシネマズ有楽座他、全国ロードショー