愛犬を抱く佐々木希と本作の“ワンバサダー”のゼウス

 映画『僕のワンダフル・ライフ』の公開直前イベントが19日、東京都内で行われ、ゲストとして女優の佐々木希と愛犬のマロンが登壇した。

 本作は、最愛の飼い主に会うために、50年で3回も生まれ変わった、ゴールデン・レトリバーのベイリーの物語。

 この日、会場内に設置された“肉球型ランウエー”を、マロンと一緒に歩いた佐々木は「一緒に出られて幸せです」と喜びのコメント。マロンがきちんと歩けるか心配していたそうだが「堂々としていたし、しっぽもフリフリで楽しそうに歩いていたので良かったです」と笑顔を見せた。

 トーク中には、マロンに対して「毎日、毎日かわいさが増している。今度10歳になるのですが、昨日よりも今日がかわいいという感じ」と“親ばか”ぶりも発揮した。

 マロンと初めて会ったのは「七夕の日」だったそうで「ビビッときて、急いでお金を下ろしに行きました。すごく衝動的というか、何も考えずに走っていました」と振り返ると「運命、絆みたいなものは感じます。私がすごく忙しい時は『遊んで』というより、横にそっと寄り添うみたいな。私の状況を理解した上で『かまってほしい』みたいな接し方なんです」と明かした。

 会場には、マロンの他にも、昨年AmazonプライムのCMで話題となった、ゴールデン・レトリバーで、本作の“ワンバサダー”を務めるゼウスをはじめ、最近スケボーでギネス世界記録を更新したブルドッグのだいなど、話題のワンちゃんたちが大集合した。

 終始、興奮気味だった佐々木は「なかなかない機会。いろんな個性の子に会えて楽しかったです」と満足げにほほ笑み、改めて「愛犬とは?」と尋ねられると「家族という感じ。同志のような、友達のような、すごく奥深い関係性な気がします」と回答した。

 本作についても「犬を飼っている人はとにかく泣けるし、今一緒にいるワンちゃんをもっともっと大事にしようとなると思う。そしてワンちゃんを飼っていない方にも、今後絶対に飼いたくなるような、温かい映画になっています」とアピールした。

 映画は9月29日から公開。