(c)光化門恋歌日本公演製作委員会 (c)光化門恋歌日本公演製作委員会

韓国ミュージカルの最高峰「第6回大邱ミュージカルアワード」大賞受賞作品『光化門恋歌(こうかもんこいうた)』の初来日公演が、11月10日(土)に大阪の新歌舞伎座で開幕、客席からの大喝采を浴びてスタートした。

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当ミュージカルは、韓国音楽界最高の作曲家と称えられる故イ・ヨンフンが生んだ数々の珠玉の名曲にのせて綴られる、胸を打つ大人のラブストーリー。物語の主人公は、病に冒されたある売れっ子作曲家。彼が若かりし頃の1980年代、動乱の社会状勢の中で育んだ純愛と熱い友情が織り成した切ない人間ドラマがあった。長く心の中に封印していたはずのその想い出が、時を経た現在、自らが手がけるコンサートのストーリー企画として舞い込む。それはまるで運命に導かれたかのように…。

キャスト陣は韓国が誇るミュージカル俳優やK-POPアーティストで、歌やダンスをはじめとする鍛え上げられたその演技力は極めてハイレベル。そして劇中音楽の故イ・ヨンフン作品は、真骨頂であるバラードのみならず、ロックやジャズテイストのナンバーからボレロ調の楽曲まで、いずれも心に沁みるようなメロディの美しさが鮮烈。時代を交錯させながらも伝わりやすいストーリー展開と、緻密かつ情感的演出効果も相まって、観客の心を舞台に強く惹き付け、カーテンコールでは全席総立ち。客席の満足度の高さが実感できるオープニング公演だった。

なお、今後の上演期間中における会場での様々なイベントも発表された。11月13日(火)~16日(金)は公演限定で〔カーテンコール時の写真撮影〕、また11月18日(日)夜公演終了後に出演者との〔ハイタッチ会〕など、感動の舞台の記憶を更に豊かなものにしてくれそうだ。(※イベント詳細は下記公式ホームページ参照)

■ミュージカル 『光化門恋歌』  (※韓国語上演・日本語字幕あり)
12月2日(日)まで、新歌舞伎座(大阪・上本町)にて上演中※月曜休演