「デザイン事務所で同僚として働いていたデザイナーの男性と仲良くなり、付き合いました。

事務所は女性のほうが多く、社内の男性と付き合う場合はいじめの原因にもなりかねないので、バレないように細心の注意をしていました。

外で会うときは会社から何駅も離れた場所にしていたし、休みの日は家で過ごすようにしていました。

でも、無意識のうちにパーソナルスペース(他人に近づかれると不快に感じる空間のこと)が近くなっていたみたいなんですよね…。

同じ資料を見ているときや、同じ画面を見ているときの距離が自然と近くなっていたようで、2人で1つの画面を見てデザイン修正をしていたときに、同僚から『近くない?』と指摘されて。

2人ともうまく切り返すことができなくてバレてしまいました。

たしかに、彼との距離までは意識していませんでしたね(苦笑)

幸いにもその後、いじめに遭うことはなかったんですが、私たちと一緒に残業している同僚があからさまに気を遣ってきて、居心地は悪いです……」(29歳/デザイナー)

意識しているものに関しては注意することができるけれど、無意識のものまでは注意できません。

ただの同僚であれば、妙に距離が近い人のことは意識したり、苦手に感じたりするものですよね。

秘密で社内恋愛をしている方は、一度恋人との距離感を他の方と見比べてみてくださいね。

フリーのライター・編集者。出版社で10年働いたのち独立。得意ジャンルは街ネタ、恋愛。お酒が大好き(ほぼ酔わない・酒豪)で、取材相手を飲みの席で見つけることが多い。