PC版「Amazon Cloud Player」の画面イメージ

Amazon.co.jpは、11月15日、Amazonの「MP3ストア」で購入した音楽を、iPhoneやPCなど、さまざまな端末からアクセスして再生できる「Amazon Cloud Player」の提供を開始した。

2000万曲以上の楽曲、200万点以上のアルバムを揃える「MP3ストア」 で購入した曲は、過去に購入した曲を含めて自動的に「Amazon Cloud Player」に無料で保存され、ストリーミング再生したり、端末にダウンロードしたりできる。アルバム情報の編集やオリジナルプレイリストの作成、アーティスト・アルバム・楽曲ごとの表示や検索機能なども利用できる。使用前に端末の認証が必要で、最大10端末の認証に対応する。

パソコン版「Amazon Cloud Player」は、特別なソフトをインストールすることなく、Internet Explorer、Firefox、Mac版Safari、Google Chromeの各ブラウザ上で利用できる。新たに対応したAndroid搭載端末とiPhone/iPod touchでは、それぞれAndroid版/iOS版アプリを利用して曲を購入できるほか、「Amazon Cloud Player」に保存された曲をストリーミング再生したり、端末にダウンロードしたりできる。12月19日発売予定のタブレット端末「Kindle Fire HD」「Kindle Fire」は、「Amazon Cloud Player」をプリインストールする。

「Amazon Cloud Player」の提供と同時に、Amazonのアカウントで登録すれば誰でも5GBまで無料で使えるオンラインストレージサービス「Amazon Cloud」と、「Amazon Cloud」を便利に利用できるWindows PC/Mac向けデスクトップアプリの提供を開始した。日本語に対応し、有料で容量も追加できる。有料プランは1年契約で、料金は20GBで800円、50GBで2000円、100GBで4000円、200GBで8000円、500GBで2万円、1000GBで4万円。