ハリルホジッチ監督 ハリルホジッチ監督

9月25日、『EAFF E-1 サッカー選手権2017 決勝大会』の記者会見が行われた。『東アジアカップ』改め『E-1』。男女ともに日本、韓国、北朝鮮、中国が12月に覇権を争うのだ。

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東アジアサッカー連盟・田嶋幸三会長は「日本と韓国は『W杯』出場を決め、モチベーションがある。中国はリッピ監督のもと、『W杯』最終予選で後半結果を残し、勢いがある。北朝鮮は我々でも計りかねる相手」と分析する。

ハリルホジッチ監督は『E-1』を国内組のサバイバルの場と定めた。

「このトーナメントは非常に興味深いものになる。最後に残る選手を見極める機会になる。最後の最後、残ってくれる国内組の選手を試す大会になる。今回は『E-1』に向けて1週間の準備期間をもらった。しっかり準備して、すべての試合で勝ちたい。今大会の目的はふたつ。まずは勝つこと。もうひとつは最後にAチームに残るかどうかの見極め。国内の選手にとっても、いい機会になる。我々に力を見せ付けられる場になるのだから」

苦い思い出がある。ハリルホジッチ監督は就任5戦目で『東アジアカップ2015』に臨み、1分2敗で最下位に甘んじたのだ。そもそも、過去6大会で日本の優勝は1回のみ。『E-1』では思うような成績を収めていない。前回大会は準備期間が少ないのが響き、初戦の北朝鮮戦を落としたのを受け、今回は準備期間を確保。ハリルホジッチ監督はリベンジに余念がない。指揮官は国内組に再びメッセージを送った。

「国内でやる大会なので、勝つ準備を進めないといけない。『W杯』に残るメンバーの見極めの場となるのだから、国内組には本当にがんばってほしい」

『E-1』男子は12月9日(土)・韓国×中国・日本×北朝鮮、12日(火)・北朝鮮×韓国・日本×中国、16日(土)・中国×北朝鮮・日本×韓国を味の素スタジアムにて開催。

ハリルジャパンは『キリンチャレンジカップ2017』(10月6日(金)・ニュージーランド戦・豊田スタジアム、10日(火)・ハイチ戦・日産スタジアム)、11月の欧州遠征を経て、『E-1』に臨む。『キリンチャレンジ杯』2試合のチケットは発売中。

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