メンタル強化は日々の習慣から! 本番力を身につける「6つの思考習慣」

 


 

1 「願望」を「決意」に変える

「こうなったらいいな」という願望だけで結果を出した人はいない。どんなことでも、実現するためには行動し、失敗してもさらに継続しなければ、自分のものにすることはできない。

「願望」は心地いいものの障害に弱く、一方で「決意」には覚悟が必要だが、それだけに障害に強く、継続することができる。まず初めに、「本番に強かったらいいな」ではなく、「必ず本番力を身につけるんだ」と決意しよう。自分と真剣に向き合えば、決して難しいことではない。

 

2 自分は運がいいと思い込む

「自分は運が悪い」「なにかと不幸だ」と考えてしまう人は、“自分が持っていないもの”ばかりに意識をフォーカスしがち。うんざりした気分で過ごす時間が多く、意気揚々と本番に臨むことができず、日々の仕事の生産性も上がらない。

例えば、家が狭いことを「窮屈だ」と考えるか、「家族が近くで過ごせていい」と考えるかは自分次第。笑顔の周りには人が集まり、人が多ければチャンスも生まれる。「笑う門には福来る」は迷信ではないのだ。

 

3 「アガっている」ではなく、「アゲている」と考える

「アガる」という現象は、体内でアドレナリンが分泌され、それが血圧を上げたり、脈拍を速くしたり、あるいは瞳孔を開かせるもの。動物が獲物を捕らえる、あるいは敵から身を守るときのためのホルモンであり、「アガっている=やる気が出ている瞬間」と置き換えることができる。

「アガっているな。どうしよう……」ではなく、「アドレナリンが出てきた。もっとアゲてやるぞ!」と考え、高揚している自分を受け入れるようにしよう。