カシオ計算機は、コンパクトデジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」発売10周年を記念して、特別モデル「EX-ZR1000BSA」を限定5000個で12月7日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は5万円前後の見込み。

カシオ計算機は、1995年に「QV-10」を発売し、デジタルカメラ市場を開拓。2002年6月21日に世界最薄の液晶デジタルカメラ「EXILIM EX-S1」を発売し、「スタイリッシュ&スピーディ」という新しいコンセプトにもとづいて、フィルムカメラでは実現できないクレジットカードサイズや、起動時間約1秒などのクイックレスポンスで、どこにでも持ち歩いて気軽に撮影を楽しむことができるスタイルを提案した。

「EXILIM」発売10周年を記念した特別モデル「EX-ZR1000BSA」は、初代「EXILIM」のコンセプトをハイスピード技術で具現化し、快適な操作性を実現した最新モデル「EX-ZR1000」の限定カラーモデルと、限定本革ジャケットケース、限定ネックストラップを組み合わせてスペシャルパッケージに収納した。

カメラは、シルバーとブラックを組み合わせた特別なカラーリングで、クラシックカメラを彷彿とさせるデザインに仕上げた。また、革本来の風合いを生かした素材でていねいにつくり込んだ専用の限定本革ジャケットケースは、カメラ本体を三脚ネジで固定して使用し、持ち運び時には、カメラ本体を包み込み、しっかりと保護する。ネックストラップによって首や肩から提げて持ち運ぶことができ、ジャケットケースの上側を開くことで、ケースに装着したままカメラを操作できる。

有効1610万画素の1/2.3型正方画素高速CMOSセンサ、35mmフィルム換算で焦点距離24~300mmの光学12.5倍ズームレンズを搭載。サイズは幅107.5×高さ61.5×奥行き36.7mmで、重さは約255g。記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリカード。6~8月に「EXILIM」のFacebookで実施した10周年記念投稿キャンペーンの応募写真で作成したオリジナルムービーを本体内蔵メモリに収録した。