iPad mini

ソフトバンクモバイルとKDDIは、11月22日、それぞれ高速通信規格のLTEに対応したアップルのタブレット端末「iPad mini」「iPad Retinaディスプレイモデル」のWi-Fi + Cellular(セルラー)モデルを11月30日に発売すると発表した。

ソフトバンクモバイルは、2010年5月に発売した初代iPadから通信機能つきモデルとWi-Fiモデルの両方を販売してきた。一方、KDDI(au)は今回初めてiPadを取り扱う。両社とも、料金プランなどの詳細は後日決まり次第発表するとしている。なお、auのiPad紹介ページでは、Wi-Fi + Cellularモデルしか記載されていない。

「iPad mini」は、1024×768ピクセル、7.9インチの液晶ディスプレイ、A5チップを搭載し、従来のiPadに比べ、大幅に軽くなった。Wi-Fi + Cellularモデルは、GPSとSIMカードスロットを搭載する(SIMカードはNano-SIM)。カラーは、「iPhone 5」と同じブラック&スレートとホワイト&シルバーの2色。サイズは高さ200.0×幅134.7×厚さ7.2mmで、Wi-Fi + Cellularモデルの重さは、Wi-Fiモデルより4g重い312g。

「iPad Retinaディスプレイモデル(第4世代iPad)」は、2048×1536ピクセルの9.7インチ「Retinaディスプレイ」に加え、新しいクアッドコアグラフィックス搭載デュアルコアA6Xチップを搭載し、今年3月に発売した第3世代iPadより性能を強化した。Wi-Fi + Cellularモデルは、GPSとSIMカードスロットを搭載する(SIMカードはMicro-SIM)。カラーは、ブラックとホワイトの2色。サイズは高さ241.2×幅185.7×厚さ9.4mmで、Wi-Fi + Cellularモデルの重さは、Wi-Fiモデルより10g重い662g。

無線LAN(Wi-Fi)のみに対応するWi-Fiモデルは、どちらも11月2日に発売済み。Wi-Fiモデルの価格は、iPad miniの16GBが2万8800円、32GBが3万6800円、64GBが4万4800円、第4世代iPadの16GBが4万2800円、32GBが5万800円、64GBが5万8800円。