ブランド100周年記念モデルのトラベラー三脚

マンフロットが展開するフォトグラファーのための三脚ブランド「ジッツオ(Gitzo)」は、100周年を機に、新ブランド戦略を発表。あわせて、「100周年トラベラー三脚キットアニバーサリー・エディション(GK100T)」と、初のカメラバック3種を10月19日に発売すると発表した。

最先端技術を採用した1型4段のトラベラー三脚は、ジッツオ100周年を記念し、カーボン脚にナンバーを刻印した全世界で1917台限定の特別モデル。寸法は、通常モデルの「GK1545T-82TQD」とほぼ同じだが、専用設計のセレクターは操作しやすく、三脚ボディと脚の付け根にアルミニウムではなくマグネシウムを採用し、通常モデルより0.1kg軽くした。重さは1.35kg。通常モデルより開脚角度が大きく、最低高も23.5cmと低いので、低位置から撮影できる。

付属ストラップは、ショルダーパッドとストラップにカーボンファイバー風のイタリアンレザーを使用し、100周年記念ロゴを刻印した。さらに、高級感ある特別パッケージで梱包する。税別価格は18万5000円。

初のカメラバック「センチュリーカメラバッグ」は、前面に高品質レザーを使用し、ジッツオのカーボン三脚を連想させる高級感あるデザイン。バッグの上部や側面は撥水加工したナイロン素材を使用している。タイプは収納容量やデザインが異なる3サイズ。限定モデルではなく、通常製品として販売する。

税別価格は、前面に三脚(トラベラー三脚の0型・1型)を取り付け可能なトラベラーカメラバックパック「GCB100BP」が4万円、バック下部のポケットに同三脚を収納可能なトラベラーメッセンジャーバッグ「GCB100MM」が3万円、コンパクトメッセンジャーバッグ「GCB100MS」が2万5000円。

今年100周年を迎えたジッツオは、革新性・完璧さ・誠実性・プレミアム品質・職人技といった強みを持つ。新しいブランド戦略として、新コンセプト“Framed on Gitzo. Frame the extraordinary,use the extraordinary.”を掲げ、新パッケージをはじめ、Webや店頭POP、紙媒体の広告を通じて、ジッツオのブランド価値を伝えていく。

また、マンフロットは9月28日、ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズと商品・マーケティング活動で協業すると発表。まずは、ソニーのレンズ交換式デジタル一眼カメラ「α」向けの製品を、2018年にマンフロットが発売する計画。プロフェッショナル向けには、今後、マンフロットに加え、ジッツオブランドの新製品も展開する。

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