ママの役割、パパの役割を線引きしない

離乳食やオムツ替えはママ、お風呂はパパなどと、育児における役割を線引きしないことです。

役割分担は悪いことではありませんが、あまりガチガチに決めてしまうと「それはパパが担当でしょ」と投げてしまい、それがパパのストレスにもなってしまうため注意が必要ですね。

ケースバイケースで臨機応変な対応ができる体制を心掛けるようにしましょう。

やはり重要!夫婦のコミュニケーション

夫は妻とは違い家事や育児には慣れておらず、何をしたら良いのか、妻は何をして欲しいのかが分からないものです。

そんな状況の中で、「言わなくても分かるはず」などと勝手に期待をしてしまい、期待を押し付けてしまうことが夫にはストレスとなってしまいます。

ですから夫婦のコミュニケーションの中で「パパにやってほしいこと」をはっきり伝えてあげるようにすると良いですね。

その中で忘れてならないことは「出来る範囲でお願いする」ということ。相手への思いやりや気遣いができるコミュニケーションが大切だということです。

まとめ

パタニティブルーはマタニティブルーに比べ、まだまだ社会的な認知度は低く、理解されないことが多いです。

パタニティブルーは、「責任感が強くまじめな男性」「頑張りすぎて無理をしてしまう男性」「仕事も家庭もと完璧主義な男性」が陥りやすいといいますが、マタニティブルーと同じように、どんな男性でもなる可能性があることを理解し、お互い支え合っていきたいですね。

出来ること出来ないこと、得手不得手を整理し、夫婦できちんと話し合うことが一番の解決策といえるのではないでしょうか。

未来を担う大切な子どもを育てる子育て世代を応援しています。

<参照>独立行政法人国立成育医療研究センター「わが国の男性における産後のうつの有病割合と、その予防要因の解明に関する縦断研究

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。