ソフトバンクモバイルは、下り最大75Mbpsの高速データ通信サービス「SoftBank 4G LTE」に対応したiPad mini/iPad Retinaディスプレイモデル(第4世代iPad)のWi-Fi + Cellular(セルラー)モデル向けの料金プランを発表した。

キャンペーン「4G LTE 定額プログラム」適用時のフラット型パケット定額プラン「(iPad 専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G LTE」の基本使用料は月額5460円で、別途、月額315円のウェブ基本使用料が必要。対象はiPad mini/第4世代iPad Wi-Fi + Cellularモデル購入者で、新規・機種変更は問わない。キャンペーンを適用しない場合の料金は月額5985円。

また、iPhoneを含むソフトバンク携帯電話とiPad mini/第4世代iPad Wi-Fi + Cellularモデルのセット利用で、基本使用料0円から利用できる2段階パケット定額プラン「(iPad 専用)ゼロから定額プラン for 4G LTE」を選ぶことができる「スマホまとめて割」を開始する。フラット型の「(iPad 専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G LTE」も選ぶことができ、その場合「スマホまとめて割」として、最大2年間、基本使用料を月額4410円に割引きする。受付期間は2013年1月31日まで。なお、「(iPad 専用)ゼロから定額プラン for 4G LTE」の場合、基本使用料とは別に、月額490円の「ソフトバンクWi-Fiスポット(i)月額使用料」が必要。

さらに、2013年1月31日までに申し込むと、通常は月額525円の「テザリングオプション」を最大2年間、無料で利用できる。「テザリングオプション」の提供開始日は12月上旬の予定。

iPad mini/第4世代iPadのWi-Fiモデルは、11月2日に発売済み。GPSとSIMカードスロットを搭載したWi-Fi + Cellularモデルは、ソフトバンクモバイルとKDDIが取り扱い、ソフトバンクモバイルは11月30日からWi-Fiモデルも販売する。Wi-Fi + Cellularモデルの一括払いでの価格は、iPad miniの16GBが3万9600円、32GBが4万7520円、64GBが5万5440円、第4世代iPadの16GBが5万3760円、32GBが6万1680円、64GBが6万9600円。

機種ごとに一定金額を最大24か月間(2年間)割引く「iPad向け月月割」の金額は、iPad miniが一律1650円、第4世代iPadは16GBが2240円、32GBが2570円、64GBが2900円で、機種代金から「月割割」の金額を引いた実質負担額(2年間の総額)は、iPad mini/第4世代iPadとも、16GBが0円、32GBが7920円、64GBが1万5840円となる。

iPad mini/第4世代iPadのWi-Fi + Cellularモデルの発売に合わせて、11月30日にこれまでの「スマホ下取りプログラム」「4G/LTEスマホ家族キャンペーン」「4G/LTEスマホBB割」の名称を、それぞれ「スマホ下取り割」「スマホファミリー割」「スマホBB割」に変更。対象機種にiPad(Wi-Fiモデル含む)を追加し、受付期間を2013年1月31日まで延長する。

「スマホ下取り割」はiPadも下取りの対象で、2000円から最大2万円でソフトバンクテレコムがiPadを下取りし、金額に応じて毎月の利用料金から引く。各種キャンペーン・割引にはそれぞれ適用条件があり、条件を満たさなくなった場合、割引は終了する。

iPad miniは、店舗とソフトバンクオンラインショップで予約を受け付けている。料金プラン変更を伴わない、ソフトバンクモバイルのiPad(第3世代)/iPad 2/iPadの通信機能つきモデル(セルラーモデル)からの買替えは、「機種変更」扱いとなる。