ジャストシステム、「一太郎」「ATOK」の最新版を来春発売

2012.12.5 20:00配信
「一太郎」シリーズの最新版を発表

ジャストシステムは、12月4日、日本語ワープロソフト「一太郎2013 玄(げん)」、グラフィックスソフト「花子2013」、PDFソフト「JUST PDF 3[作成・高度編集・データ変換]」、日本語入力システム「ATOK 2013 for Windows」を2013年2月8日に発売すると発表した。

発表会の冒頭、福良伴昭社長は「上場以来、5四半期連続で最高益を更新した。今後も新しい商品・サービスを伸ばしつつ、さらに新サービスの立ち上げに注力したい」と抱負を語った。

日本語ワープロソフト「一太郎2013 玄」は、言葉と写真で書き手の感性を刺激し、新たな発想を生み出す「感太」を新たに搭載。「感太」は、「一太郎」画面上に季節、時間、文章の内容に合わせて言葉と写真・イラストを組み合わせたカードを自動表示することで、新たな発想を生み出す手助けをする。写真やイラストは文章に挿入でき、電子書籍の表紙やさし絵としても利用できる。

電子書籍機能を強化し、電子書籍フォーマットのEPUB 3に対応したほか、表示する環境に合わせて文字や図を適切に再配置する「リフロー型」、意図したレイアウトを保つために各ページを画像化して出力する「固定レイアウト型」の保存に対応する。これによって、リーダーの種類を問わず、表現したい通りに表示できる。さらに、KindleのKDPにも対応。2013年春には、Kindle向けの新機能を提供する予定だ。

このほか、複数の写真とレイアウトパターンを選択して、写真を一括配置する「写真まとめてレイアウト」機能、マウス操作による写真のトリミング機能などを搭載。校正結果を色分けで表示したり、指摘内容を一覧表示したりする機能を備え、用途に合った構成機能設定ができるようにした。

グラフィックスソフト「花子2013」は、「自由変形ツール」を新たに搭載。選択図形領域の四隅や辺を動かすことで図形全体が変形する。左右対称に変形すれば、3D風の遠近感をつけることができる。

クラフト感やアナログ感のある飾り枠、スマートフォンやタブレットの利用場面のイラスト、医療系や学校・教育分野など、時代に適した実用的なイラスト部品を厳選して増量し、1万8300点以上の部品、画像を収録した。

PDFソフト「JUST PDF 3[作成・高度編集・データ変換]」は、PDFファイルに埋め込む画像の圧縮形式としてJPEG2000形式に対応。圧縮率を上げて画像サイズを削減しつつ、画像の品質を保つことができる。また、Excelファイルの全シートを一つのPDFファイルに一括変換できる。

編集機能も強化。PDFファイルの各ページを画像化して保存できるほか、サイズの大きなPDFファイルは、画像の解像度を変更して保存したり、しおりや注釈、添付ファイルなど表示に影響しないオブジェクトを削除したりすることで、データサイズを軽量化する。

ラインアップは、「一太郎2013 玄」「花子2013」「JUST PDF 3[作成・編集]」に加え、音声読み上げソフト「詠太3」「秀英体」5書体、「デジタル大辞泉 for ATOK」「角川俳句歳時記 第四版 for ATOK」など、四つの電子辞典を搭載する「一太郎2013 玄 プレミアム」、「プレミアム」の機能に加えて音声認識ソフト「ドラゴンスピーチ11J」やフォトレタッチソフト「Zoner Photo Studio 13 HOME J」を搭載する「一太郎2013 玄 スーパープレミアム」の三つ。

価格は「一太郎2013 玄」が2万1000円、「一太郎2013 玄 プレミアム」が2万6250円、「一太郎2013 玄 スーパープレミアム」が3万4650円、「花子2013」が1万290円、「JUST PDF 3[作成・高度編集・データ変換]」が1万1580円。

●Windows 8のタッチキーボード入力に対応する「ATOK 2013 for Windows」

「ATOK 2013 for Windows」は、新OS「Windows 8」に完全対応し、Windowsストアアプリ上でも、快適に入力できる。デスクトップ上で動作するアプリケーションと、Windowsストアアプリのアプリケーションで、学習履歴やユーザー辞書、環境設定が共有できるほか、Windows 8のタッチキーボードでの入力にも対応する。

日本語入力の支援機能としては、細切れ入力で変換せずにそのまま入力したひらがな部分の誤字脱字を防ぐ機能を新たに搭載。例えば「ありがとうござます」など、気づかずに確定しがちな入力ミスでも、確定直後に、直前の文節との関係から誤入力と判定して、指摘と修復候補の「ありがとうございます」を提示して入力をサポートする。

変換辞書の語彙・用例を拡充し、使用頻度の高い言葉や日常で使われる表現を強化した。また、TwitterやFacebookなど、身近な言葉で発信する機会が増加している状況に合わせて、表現モードを切り替えなくても、改まった文章も身近な言葉もスムーズに変換できるようにチューニングした。

このほか、音声認識ソフト「ドラゴンスピーチ11J」との連携機能を搭載。「ドラゴンスピーチ11J」が認識した文字を「ATOK 2013」で変換する「ATOK辞書モード」を使って同音語をより高精度に変換し、校正支援機能を使って話し言葉にありがちな「ら抜き」「さ入れ」言葉なども確認しながら、音声をテキスト化できる。

ラインアップは、「ATOK 2013 for Windows[ベーシック]」、変換辞書・連携電子辞典を搭載した「ATOK 2013 for Windows[プレミアム]」の二つ。価格はベーシック版が8400円、プレミアム版が1万2600円。また、それぞれ「ATOK」登録ユーザーを対象にした「AAA優待版」「アカデミック版」を用意する。

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