POINT1 友達に見せたい写真をアップ

いいね!がつきやすい写真には5つの特徴があるという。

(1)思わずシェアしたくなるオモシロ写真
(2)話題になっている写真
(3)世界に通用する写真
(4)レア度の高い写真
(5)幸せな写真

具体例を挙げながら見てみよう。

<思わずシェアしたくなるオモシロ写真>
あの「ガチャピン」がなんとパンに。濃い緑色をした強烈な見た目がウケ、いいね!が200近くもついた。
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<話題になっている写真>
ロンドン五輪開催中は、さまざまな写真がSNS上に登場した。ニュース性のある写真はそれだけで引きがある。
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『笑ったらシェア』という、シェアされやすい写真や画像を集めた、世界中で大人気のFacebookページがある。このページのいいね!数は14万人を超える。パソコンを操作している猫、おかしなトイレ、笑ってしまう奇妙な看板……など、「思わずシェアしたくなる」写真が毎日のように投稿され、何千人もの人にいいね!されている。

「話題になりやすいのは『旬』の写真。僕自身の例で少し昔の話になりますが、五輪シーズンになでしこジャパンの写真を投稿すると、90人近くがいいね!してくれました」

ニュース性のあるものは、皆の頭にもインプットされているため、反応しやすいようだ。

<世界に通用する写真>
文字とは異なり、国境を越えて伝わるのが写真。ユニークな写真は世界中に拡散される可能性も。
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<レア度の高い写真>
その地域でしか見られない「限定感」のある写真は、他の地域に住む人にとって新鮮でたまらない1枚に。
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<幸せな写真>
婚姻届提出のシーン、結婚式……幸せに満ちあふれた写真は、誰もが心からいいね!してくれる。
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(3)の「世界に通用する写真」とは?
「腹筋を割る道具を身に着けた、外人男性の写真を投稿したことがあります(笑)。いいね!もシェアも500を超えるなど大人気でした」

(4)のレア度の高い写真についても気になる。「沖縄離島ガイド・プロジェクトおくなわ」というFacebookページがある。ここでは「沖縄でしか撮れない写真」が投稿されている。

「渡名喜島(となきじま)という島の海と面した小さな食堂の写真、多良間島の海中写真には、すごい数のいいね!がついています。東京では絶対に撮れない題材がポイントですね」

島民にとっては「日常」でも、別の地域に住む人にとっては「非日常」。沖縄でダイビングショップを運営するまたよしさんの友人も、何か宣伝したいときにはウミガメの写真を使うのだとか。

「(5)に関しては、代表的なものを挙げるなら、結婚式の写真。これは確実にいいね!がつきます。こればかりは心から「いいね!」ですからね(笑)」