『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』(C)尾田栄一郎/2012「ワンピース」製作委員会

「ぴあ」調査による12月14日、15日公開の映画・満足度ランキングは、人気コミックの劇場版最新作『ONE PIECE FILM Z』がトップに輝いた。2位に大泉洋と麻生久美子が共演した『グッモーエビアン!』が、3位に、ティム・バートン監督が手がけた長編ストップアニメーション『フランケンウィニー』が入った。

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1位の『ONE PIECE FILM Z』は、原作者の尾田栄一郎が総合プロデューサーを務め、劇場版では初となる“新世界”での麦わらの一味の冒険を描いた作品。出口調査では「ルフィ、海軍、Z、それぞれが自らの信念を貫こうとする姿に胸を打たれた」「手に汗握る展開で、キャラクターの生き様に感動。“男が磨ける映画”だと思った」「とにかく迫力が今までと違う。ワクワクして、カッコよくて渋い男たちに感動した!」など、ファンからも好評を集めた。本作は、シリーズ前作『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』を大きく上回る初日興収をあげ、本年度最速で動員100万人を突破するなど次々と記録を塗り替えているが、作品の“満足度”でも前作を上回った。

2位の『グッモーエビアン!』は、吉川トリコ原作の同名コミックを映画化した作品。観客からは「音楽に力を入れていて、演奏するシーンはパンチがあったし、大泉洋の歌う場面は凄い」「家族にもいろいろな形があるのだな、ということが伝わってきた。ラストは予想外の感動があった」など、世代をこえて好評だった。

(本ランキングは、2012年12月14日(金)、15日(土)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)