ミュージカル『スリル・ミー』のプレイベントにファン約700名

2012.12.17 18:15配信
左から、松下洸平、柿澤勇人、良知真次、小西遼生 左から、松下洸平、柿澤勇人、良知真次、小西遼生

1924年にアメリカで実際に起きた少年誘拐殺人事件をミュージカル化し、世界中で上演されている『スリル・ミー』。昨年、日本でも初演が行われ、来年3月には早くも3度目の再演が予定されている。来年3月の再演に先立ち、12月9日にはスペシャルプレイベントを開催。会場には約700名のファンが詰めかけた。

『スリル・ミー』チケット情報

『スリル・ミー』は出演者が男優ふたりと、ピアノが1台だけという、シンプルな構成で展開するミュージカル。次回の再演はトリプルキャストで行われ、前回の再演でも好評を博した松下洸平と柿澤勇人、良知真次と小西遼生のふた組と、韓国版スリル・ミーで熱狂的なファンをもつチェ・ジェウンとチェ・ジホが出演する。イベントには日本人キャストである松下、柿澤、良知、小西の4人が登場した。

作品に登場する“私”(松下・良知)と“彼”(柿澤・小西)は、成績優秀で育ちの良いゲイの青年。ニーチェの「超人」思想に感化された“彼”は、自分こそが超人であると考え、スリルを味わうために、そして自らが優れていることを証明するために犯罪に手を染める。“私”は“彼”に愛されたいがために、その犯罪に加担する。さらなるスリルを求めて、犯罪は次第にエスカレート。完全犯罪が可能だと考えた“彼”は、偶然出会った少年を殺害する。完璧な計画だったが、“私”が現場に落としてしまったメガネをきっかけに、ふたりは逮捕されてしまう。34年後の仮釈放審議の場で、過去を語る“私”は、“彼”に衝撃の真実を明らかにする。

プレイベントでは、サスペンス調の作品とは打って変わって、賑やかな雰囲気の中、前回再演時の裏話をはじめ、プレゼントやゲームなどで集まったファンをもてなした。イベントの最後には、それぞれのペアが、セリフを交えて劇中歌を披露。良知と小西は“彼”が“私”に完全犯罪の方法を教え込む緊張感のあるシーンを再現し、松下と柿澤は、ふたりが初めて犯罪を犯した後の心境をしっとりと歌い上げた。

良知は再演について「前回すべて出し切ったという思いがあるので、またゼロから新たに作り直す気持ちで挑みたい」とコメント。初演から出演している松下は「初演当初はこんなにも多くの方に愛される大きな作品になるとは思ってもみなかった。舞台は観てもらって完成するもの。次回の再演も皆さんと一緒に完成させたい」とファンにメッセージを送った。

公演は2013年3月14日(木)から24日(日)まで、東京・天王洲 銀河劇場にて。チケット発売中。

取材・文:大林計隆

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