NFS-110

NEXXは、12月19日、クラウド/SNS自動アップロード機能を備え、強力な画像補正エンジンを搭載したフィルムスキャナ「NFS-110」「NFS-120」「NFS-210」「NFS-220」の4機種を発売した。

「NFS-110」「NFS-210」「NFS-220」は、クラウドとSNSへの自動アップロード機能を備える。フィルムやスライド、プリント写真などをワンタッチでスキャンしてデジタル化し、キズやホコリなどの自動除去、色調補正、粒状性補正などの自動画質補正をした後に、プリセット先のDropboxやFacebookのアカウントに保存できる。

保存先は、当初はDropboxとFacebookだけだが、今後、他のクラウドストレージやSNSについてもアップロード機能を追加していく。

スキャンドライバと付属アプリケーション「CyberView CS(CMOS版)」「CyberView X5(CCD版)」は、Windows 7/Vista/XP、Mac OS X 10.8に対応。Windows 8に2013年3月までの対応を予定している。

「NFS-210」「NFS-220」に付属するWindows版の「CyberView X5」は、「Digital ICE」「Digital ROC」「Digital GEM」の三つのエンジンで構成する画像補正エンジン「Digital ICE3」を、またMac版の「CyberView X5」は、Pacific Imaging Electronicsの「MagicTouch」「AutoColor」「Digital Noise Reduction」を搭載し、業界最高クラスの強力な画像補正能力をもつ。

「NFS-110」は、1800dpi相当のCMOSセンサを搭載し、35mmフィルムとスライドに対応する。サイズは幅108×高さ95×奥行き170mmで、重さは1.4kg。価格は1万2800円。

「NFS-210」は、7200×3600dpiのCCDセンサを搭載し、35mmフィルムとスライドに対応する。サイズは幅169×高さ70×奥行き278mmで、重さは1kg。価格は3万9800円。

「NFS-220」は、7200×7200dpiのCCDセンサを搭載し、35mmのロールとストリップフィルムとスライドに対応。自動フィルム送り機構を備える。サイズは幅169×高さ94×奥行き278mmで、重さは1kg。価格は7万4800円。

「NFS-120」は、PCを使わずに単体でのデジタル化と画質補正処理に対応する。スキャンした画像は本体の内蔵メモリに保存し、USB経由でAndroid搭載スマートフォンやタブレット端末(Android 4.0以上のOTP機能搭載機種)やiPadに直接転送できる。

2400dpi相当のCMOSセンサを搭載し、35/120mmフィルムとスライド、プリント写真のデジタル化に対応する。サイズは幅252×高さ234×奥行き183mmで、重さは2.2kg。価格は2万9800円。

「NEXXダイレクト」などのオンラインショップでは、2013年1月までの期間限定で、「NFS-110」「NFS-120」をオンライン特価で提供する。価格は「NFS-110」が9800円、「NFS-120」が2万4800円。