「まずはサムネイル画像で見たときに目を引く写真であること。たとえば、画面が暗ければなんの料理か判断しづらいために、写真を開いてもらえないことが多いのです。撮影するときには必ず光量に気を配ること。また、ヒキで撮影してしまうと、サムネイル画像になったときに料理のインパクトが弱くなってしまうことも。食器も含めてすべてをフレームに入れようとは考えず、料理にカメラを近づけることも大切です」

さらに友達に「私も食べたい!」と思ってもらうためには、ひと手間加えることも大切だと話す。

「市販のお菓子をパッケージに入れたまま撮影するのはもちろんNG。パッケージから出して、ちょっと並べてみるだけでも写真にリズム感が生まれます。自宅であれば、食器やコースターなど、小物にこだわることで、華やかさを演出することもできます。また、料理の彩りも『たべたい!』と思ってもらうためには大切な要素。画像加工アプリでほんの少し、色調を調整するだけでも『たべたい!』がつく数は変わります」

また、投稿する時間帯を意識することも重要なポイントだと、栄前田さんは言う。

「ユーザーが集まりやすい時間帯に投稿することで、より多くの人に写真を見てもらうことができます。たとえば、ランチタイムや仕事を終えて夕食のことを考えはじめる夕方の時間帯。お腹が空いているタイミングに美味しそうな写真を投稿すれば、『たべたい!』をつけてもらいやすくなります。また、その時間帯にあったメニューを選ぶことも『たべたい!』をつけてもらうコツです」

もちろん、写真に添えるコメントも手を抜いてはいけない。

「料理やお店の名前だけでなく、詳細な料理の内容や食べてみた感想をしっかり書くことで、見てくれた人の食欲をより刺激します」

ほんの少しのコツさえわかっていれば、あなたもみんなに「たべたい!」と思わせることができるはず。ぜひ、お試しあれ!

<「たべたい!」がつく3つのポイント>
1. サムネイルでのインパクト重視
2. 撮影にひと手間加える
3. 投稿する時間帯にも注意