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ナオミ・ワッツ、ユアン・マクレガー主演で家族の絆を描いた映画『インポッシブル』が2013年、日本公開されることが決定した。

本作は、2004年末、3人の息子を連れてタイへバカンスに出かけた夫婦(ワッツ、マクレガー)が、クリスマスの翌日に大災害に見舞われ、離れ離れになりながらも再会を信じて生き抜く姿を描いた物語。初の長編作『永遠のこどもたち』で一躍脚光を浴びたスペインの新鋭、J・A・バヨナが監督を務める。

日本公開を前に本国スペインで公開され、5週連続で興行収入1位を記録、その後フランスやタイなど世界各国でも大ヒットをとばした本作。10月に行われた第25回東京国際映画祭ではWORLD CINEMA部門に特別招待され、全2回の上映はいずれも満席に。上映後はFacebookやTwitterで「ほぼ全編泣きっぱなし」「ラストまで微動だにできなかった」「ナオミ・ワッツがとにかく凄い」など、多くの感動の声が寄せられた。

さらには、アカデミー賞の前哨戦となるゴールデン・グローブ賞では、ジェシカ・チャスティン(『ゼロ・ダーク・サーティ』)、マリオン・コティヤール(『君と歩く世界』)らと並んでワッツが主演女優賞(ドラマ部門)に初のノミネート。夫役のマクレガーは本作ではノミネートされていないものの、『砂漠でサーモン・フィッシング』(コメディー/ミュージカル部門)で主演男優賞に候補入りを果たしている。賞レースでも注目を集めるふたりの演じる家族が、一体どんな感動をもたらしてくれるのか気になるところだ。

本作は、2013年全国で公開される。

『インポッシブル』
2013年全国公開