キム・カーダシアンが、インスタグラムの使用をやめることを考えていると宣言した。ユーザーの写真を無料でインスタグラムが第三者に売ることができるという新しい条件に反対を示すための行動だ。

Facebookやツィッターのユーザーを中心に幅広く愛されているインスタグラムは、画像共有のアプリケーションソフトウェア。カーダシアンはトップユーザーのひとりで、なんと570万人以上が彼女をフォローしている。ジャスティン・ビーバーの430万人、オバマ大統領の180万人よりはるかに多い。

しかし、最近、インスタグラムが、ユーザーの写真をインスタグラム側が第三者に自由に売れると受け止められるような利用条件の改訂をしたことに、カーダシアンは激怒。これを取り下げないのであれば、570万人のファンを引き連れてインスタグラムを退会すると宣言した。クロエ、カイル、ケンダル、ロブなどカーダシアンの家族のメンバーも、最もフォローされているトップ10に入る人々で、カーダシアンが本気で行動に出れば、彼らも従う可能性がある。インスタグラムは、ユーザーの写真を勝手に売ることはないと否定。誤解を招く表現だったとし、正しい文章で書き直したものを近々発表するとコメントしている。

文:猿渡由紀