『レ・ミゼラブル』(C)2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

「ぴあ」調査による12月21日、22日公開の映画・満足度ランキングは、ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』がトップに輝いた。2位に韓国で大ヒットした人間ドラマ『拝啓、愛しています』が、3位に20世紀のファッション界を代表するカリスマ・エディターを追った記録映画『ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ』が入った。

上位作品の画像

1位の『レ・ミゼラブル』は、大ヒットミュージカルをヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライドら豪華キャストを迎えて、トム・フーパー監督(『英国王のスピーチ』)が映画化した作品。観客からは「ストーリーの多様な魅力に加え、メッセージの奥深さに感動した」「終ってからも涙が止まらなかった! 名作はやはり映画になっても名作だ」「内容も構成も大変よくできていて、舞台にはない映像美を感じた」「ミュージカル映画はめったに観ないが、ヒュー・ジャックマンなど俳優陣の熱演にグイグイと引き込まれた」「鑑賞後は胸がいっぱいになった。人生って素晴らしい!」「鳥肌が立った。それくらい臨場感があった」などの声が寄せられた。出口調査を行なった劇場では上映後に拍手がおこったといい、幅広い世代から熱い支持を集めた。

2位の『拝啓、愛しています』は、人生の黄昏時に出会った男女4人の友情と愛を描いたヒューマンドラマ。出口調査では「切ないながらも希望のある映画」「ストーリー、キャストともに素晴らしく、共感できしたり学ぶこともあった」「自分の人生ときちんと向き合っているシニアの方にオススメしたい」など、50代、60代の観客から絶賛する声が相次いだ。

(本ランキングは、2012年12月21日(金)、22日(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)