好きな人の本命彼女になれた。それだけで幸せなことですが、次のステップの1つとして“結婚”が頭によぎる女性は少なくないでしょう。

「これだけ上手くいっているし、結婚してもいいよね」と安易に選択してしまうと、失敗する可能性が実はあるんです!

そこで、ウェディング業界で数々のカップルを見てきた、恋愛・夫婦力向上アドバイザーのコマツマヨさんに、失敗婚をしないためにチェックしたいポイントを教えていただきました。

1. ちょっとしたイライラを、プラスと捉えられるか

例えば、休日に出かけるとき。こちらから誘ったら「うん、行こうか」と動いてくれる。けれど、彼氏からは「ここに行かない?」などの提案がなかったりした場合、「なんで私ばっかり誘わないといけないの!?」とイライラすると思いませんか?

でも彼は、誘ったり提案してくれない代わりに、こちらが行きたいところには文句も言わずに連れて行ってくれます。

「これをマイナスと捉えるか、プラスと考えられるかが、失敗婚をしないための分かれ道です」と、コマツさん。

毎回こちらから提案しないといけないけれど、行きたいところに連れて行ってくれるからOKとするのか。

向こうからも提案してほしいから、多分結婚してから喧嘩になるだろうなと判断するのか。

コマツさんは「これは一例で、書き出すと相手に対してイラッとしていることは意外と多いもの。それに対して、リカバリーしてくれるプラス要素があるかどうか。あなた自身が“プラスマイナスならプラスじゃん”と思えるかどうかをしっかりとチェックして!」と言います。

イライラは蓄積すると、大きな衝突を生みかねません。「私が我慢すればいい」とは思わずに、しっかりと考えましょう。プラスが大きくない場合は、結婚を避けるのも手ですよ。

2. 「ん?」と思うことを、結婚前に解消できそうか

「“彼のこういう部分、どうなんだろう?”。そう感じたことは結婚後、3倍、5倍に膨らみ、大きな問題になります」と、コマツさん。

相手への好き度が高いと「愛でなんとかなる」と思ってしまう人もいますが、そうはなりません。きちんと頭でなんとかしないと、絶対許せなくなり、最悪の場合、彼を嫌いになってしまいかねないのです。

小さいことかもしれませんが、イビキや食事中の咀嚼音、洗濯や掃除の仕方などで、相手に違和感を抱いてる部分はきちんと対策したり、許せない理由を話し合いましょう。

結婚前にお互いが腑に落ちるまで、しっかりと話し合って解消しておくだけで、結婚生活が上手くいく確率が倍増すると言っても過言ではありません。

3. その時々において、きちんとコミュニケーションをとってくれるか

あなたの彼は、指摘したことを受け入れてくれますか? 相談されたことに回答したら、動いてくれますか? あなたの話を聞き、それに応じて、ときには厳しいアドバイスも投げかけてくれますか?

コマツさん曰く「ずるい人は、やはり好きな人や家族には甘くなってしまいますし、甘えてしまうんです。そこを分けて、自分が一番怠けて大丈夫な人の前や場で、ちゃんと行動できる人なのかどうかが大事です」とのこと。

一度、彼に仕事の相談を真剣にしてみるといいかもしれません。こちらの雰囲気や意図を読み取って、その時々にあったコミュニケーションをとってくれるかどうかを判断する良いキッカケになるはずですよ。