年子or年の離れた子…どちらがいい?

もし、2人目を考える時、兄弟姉妹の年齢が近い方がいいのか、離れていた方がいいのかと迷うことがあるかもしれません。

年が離れているとお兄ちゃんやお姉ちゃんが下の子の面倒を見てくれる喧嘩がないママも余裕をもって子育てができるという意見がありました。また、洋服やおもちゃなどはおさがりを使うこともできますね。子育て期間は長くなりますが、時間も心も余裕ができるかもしれません。

年子や年齢が離れていない場合は、にぎやかで、なんといっても家に友達がいるかのように一緒に遊んだり、お互いの存在によって情緒を育てることができます。半面、喧嘩があったり、洋服やおもちゃなどを人数分用意したり、幼稚園や保育園、病院などの送迎などワサワサしがちですが、人生の内で子育て期間として集中することができそうです。

どちらがいいのかというと、どちらもいい面、もうちょっとこうだったらいいのにという面はあります。それは子育てに限ったことではありませんよね。ママの性格や考え方が違うように、子どもの性格や特性もひとりずつ違います。また環境や仕事の有無などによっても変わってくると思います。

私は年子の男の子の子育て真っ最中です。にぎやかすぎて、目が回るような瞬間も多々ありましたが、その一瞬一瞬がいい思い出となり、とても楽しく子育てができています。

ちなみに子どもたちはどこかにフラフラ行ってしまう、元気いっぱいなタイプです。個人的に大雑把でズボラだからかもしれませんが、年子でツライ! 大変! と思ったことはありません。

大変さはそんなに長く続かない!

泣き叫ぶ我が子、走りまわる我が子、言うことを聞いてくれない我が子。
子どもは欲しいけれど、今の子育てでさえいっぱいいっぱいなのに、2人目なんて……。
そんなママもいるかもしれません。

今回、先輩ママたちに話を聞いてみて、とても多かったのが「大変な時期はそんなに長く続かない」「今の子育て、兄弟姉妹のありなしにかかわらず、デメリットはない」と答えてくれたママが多かったのです。

もちろん、赤ちゃんの頃から2歳のイヤイヤ期、未就園時代、保育園、幼稚園時代、小学校時代、思春期、受験など、それぞれの時期に心配ごとや対応の難しさを感じることもあるかもしれません。

でも、これも人生の中で見れば、きっとあっという間に終わってしまうのです。

「今感じている大変さ」は、ずっと長くは続きません。大丈夫、きっと落ち着きます。

1人目の子育てであたふたする中、「2人目は?」なんて声をかけられることがあるかもしれません。でも、子どももう1人欲しいかどうかは、パパとママが決めること。

子育てが大変であれば、ご両親、ママ友、市区町村や民間のサービスなどを利用しながら、無理せずに「2人目」のことを考えてみてもいいかもしれませんね。

FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスモノ書き。好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、絵本、コドモ、ヘンテコなもの。座右の銘は「明日地球がなくなるかもしれないから、今すぐ食べる」。木漏れ日の下で読書と昼寝をする生活と絵本に携わることを夢見て、日々生きています。