『ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊』

アカデミー受賞アニメ『ハッピーフィート』の続編『ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊』が26日(土)から日本公開される前に本作の親子試写会が行われ、ちいさな子どもたちはもちろん、子を持つ親からも好評が集まった。

その他の写真

『ハッピーフィート』は、“心の歌”を歌うことが重要視される社会の中で、歌が歌えないペンギンのマンブルが、自らの足で繰り出す軽快なリズムとダンスで仲間の心を動かし、自らの進む道を見出していく姿を描いた作品。続編では、踊る理由を見つけられずにいたマンブルの息子エリックが、空飛ぶペンギンのスヴェンと出会い、自らも「空を飛びたい」と奔走する姿を描く。

前作で“踊り”を通して、仲間と自分の進む道を見つけ出したマンブルが続編では、親になることで新たな悩みにぶつかる。自分は本当にいい親になれるのか?そして、子どもが悩んでいるときに自分は何ができるのか?本作で描かれる“親になったマンブル”は、試写会に参加した親たちから多くの共感を呼んだようで、上映後のアンケートでは「親になって戸惑うマンブルの姿は自分を見ているようだった」「子供が悩んでいる時に“自分らしさ”の素晴らしさを教えてくれる」「子供に何かを伝えたいなら、ただ口先だけでなく、親自身が心と態度で表わさなければならない事に気づかされた」などの声が寄せられた。

一方、子どもたちは「歌やダンスが楽しかった」「フワフワちゃんをさわってみたい」など、単純に映画に登場するペンギンたちの愛らしい姿に大喜び。当日は3D上映のため、画面の向かって手を伸ばして劇中の動物たちをさわろうとする子どもたちも多くいたそうで、本作は親は共感を、子どもは楽しさを感じられる作品になっているようだ。

『ハッピー フィート2 踊るペンギン レスキュー隊』
11月26日(土)より全国ロードショー
2D・3D同時公開