雅-MIYAVI-(C)Yosuke Torii 雅-MIYAVI-(C)Yosuke Torii

雅-MIYAVI-が12月26日にTour 2012 ”GANRYU”のファイナルを東京・Shibuya O-EASTで行った。

会場には様々な人種のお客さんが見受けられ、改めて雅-MIYAVI-の国際的な人気の高さを感じた。この日の1曲目はツアータイトルにもなっている『GANRYU』からスタート。のっけから激しく、ヒリヒリとした演奏に会場のボルテージはすぐに上がって行く。

MCではBOBOの事を「短パンの貴公子」などとイジるコミカルな発言がありつつ、「(海外のファンから)サムライギタリストって言われるの最初は恥ずかしかったけど、今は刀の代わりにギターを持って、世界中ぶった切ってやるって思ってる」という熱い言葉が飛び出すのも、雅-MIYAVI-の魅力の1つだろう。

また、先日リリースしたVS(対戦型コラボレーション)アルバム『SAMURAISESSIONS vol.1』でも様々なアーティストと競演を果たしたが、この日のライブでも『PLEASURE!』ではH ZETT Mが、『HA NA BI』ではフラメンコギタリスト・沖仁が登場し、それぞれ強烈な印象を残していった。また、アンコールではアルバムのトータル・プロデューサーでもある亀田誠治と、坂本美雨を迎え、アルバムのフィナーレを飾る壮大なバラード「祈りを」をライブで初披露。雅-MIYAVI-は「いつも世界中で戦っているけれど、今回のアルバムで様々な素晴らしい日本人アーティストと巡りあって音を交える事が出来た事が本当に嬉しい」と、様々なミュージシャンとの音での繋がりを心から感謝しているようだった。

アンコール・ラストは再びBOBOと2人きりでの激しい演奏で文字通り完全燃焼を果たし、大盛況の中、ライブの幕を閉じた。

また、この日のライブで2013年2月20日(水)にニューシングル「AHEAD OF THE LIGHT」をリリースし、3月から全国ツアーを行う事が発表された。来年のツアーは今回を大幅に上回る本数と会場となっており、ますます、2013年の雅-MIYAVI-から目が離せなさそうだ。

■雅-MIYAVI- “Ahead Of The Light” TOUR 2013
3/9(土)F.A.D.YOKOHAMA
3/10(日)HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3
3/13(水)大阪BIG CAT
3/14(木)広島ナミキジャンクション
3/15(金)福岡BEAT STATION
3/17(日)名古屋ELL
3/19(火)金沢AZ
3/20(水・祝)長野CLUB JUNK BOX
3/22(金)仙台CLUB JUNK BOX
3/24(日)cube garden
3/26(火)青森Quarter
3/29(金)livehouse IMAGE
3/30(土)高松DIME