左から、施鐘泰(JONTE)、岸谷五朗、三浦春馬、大地真央、寺脇康文、小野武彦、森公美子 左から、施鐘泰(JONTE)、岸谷五朗、三浦春馬、大地真央、寺脇康文、小野武彦、森公美子

岸谷五朗と寺脇康文が主宰する演劇ユニット、地球ゴージャスの最新作『海盗セブン』の製作発表会見が11月24日都内で行われ、岸谷と寺脇と共に出演者の大地真央、三浦春馬、森公美子、施鐘泰(JONTE)、小野武彦が出席した。

地球ゴージャスプロデュース公演Vol.12「海盗セブン」のチケット情報

本作は、作・演出を岸谷が担当。物語はかつて7つの海を盗み出した7人の大怪盗“海盗セブン”による大冒険活劇。生きる伝説となっていた海盗セブンのもとに、フィクサー・ジョーと呼ばれる謎の男からの招待状が届く。初めて一堂に会した海盗セブンだったが、ジョーからのとんでもない依頼より事態は思わぬ方向へ向かい……。

会見は一般のファンも招き、シークレット・パーティのスタイルで行われた。司会進行役を岸谷が担当。シャツを着ずにネクタイを締めたファッションで登場した寺脇に対し「今日はワイシャツ忘れたんですか?」とつっこむと、間髪入れず「アイロンが間に合わなくてね、こら!チャボ頭」と反対に寺脇が岸谷の髪型を茶化すなど、ふたりの絶妙なやりとりで場内を湧かせていた。地球ゴージャスに初参加する大地は「ふたりの漫才みたいなノリが好きで楽しくて。どんな風になるのか、まだ台本ができていないのですが、私の力を全部出してゴージャス(な舞台)になるよう頑張りたい」と岸谷の執筆の遅れをやんわり指摘しながらも、リラックスした様子で抱負を語った。また、2009年に地球ゴージャスの『星の大地に降る涙』で初舞台を踏んだ三浦は「こんなに早くここ(地球ゴージャス)に戻って来られてすごく嬉しいです。前回はみなさんに支えてもらってましたが、噂によると今回はイジメてやると訊いているので。大先輩方とも一緒ですし、死ぬ気でやらないと輝けないなと思うので一生懸命やらせていただきます」と力強くコメント。前回の舞台ではまだ19歳だったが、今回は酒が呑める三浦に対し岸谷が「最近いろんな酒場で大暴れしてるでしょ?」と話を振ると「どこからの情報ですか?」と焦り、「春馬が酔っ払って、店の人に無理矢理きつねうどんを作らせて。30分くらい経ってからまたきつねうどんを頼んで。2杯もスナックで食べた男ですから」と暴露していた。またタイトルに因んで盗みたいものはという質問に三浦は「レバ刺し」と即答。横から森が「あたし知ってる店沢山ある」と囁くと、「一緒に連れて行ってください。レバ刺しだとついて行っちゃう」と若者らしい一面も見せていた。

公演は来年3月8日(木)から東京・赤坂ACTシアターで開幕し、4月22日(日)まで上演。その後、名古屋、新潟、福岡、大阪と各地を回る。東京公演のチケットは11月26日(土)より発売する。