本だけでなくWebサイトも登録できる

Web上のコンテンツも学びとして登録できる

最後に、おすすめの使い方を聞いてみた。

「登録したそれぞれの学びは『グループ』機能により、テーマごとにまとめ、あとから一気に読み返すこともできます。『話術』『プレゼン術』など、自由なグループを設定できますよ」(西川氏)

特定のテーマについて深堀りするための読書をしている人にはもってこいの機能だ。

「STICKITは本だけでなく、インターネット上で閲覧可能なすべてのページに対して、学びを記録することもできることもポイントです。たとえば、FacebookやTwitterのタイムライン上で気に入った記事を、一旦『お気に入り』に保存し、あとで一気に読み返しながら学びを登録するという使い方もおすすめです」(西川氏)

誰かがシェアしていた記事にいいね!やシェアをしつつも、内容を読むことなく放置していた……なんて人向きの機能だと思う。読んだあとで考えて、自分の言葉を残すという作業は、知識を定着させるために必要不可欠なことだ。

本好きな人、本を活用して深く学びたい人、本と向き合った時間を有意義なものにしたい人は、STICKITを使ってみてはいかがだろうか?

【運営者プロフィール】
西川真央
1985年兵庫生まれ。2010年 P&Gに入社し、マーケティング本部で、アシスタント・ブランド・マネージャーとして勤務。商品のコンセプト作成から、ブランディング、戦略立案、商品パッケージ/販促物/TVCM/雑誌広告などの作成まで、マーケティングの上流から下流まで幅広く従事。2012年 P&Gを退社し、株式会社Tapitの代表取締役社長に就任。

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STICKIT

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。