水嶋ヒロ(左)、水嶋演じるセバスチャン・ミカエリス(右) (C)「黒執事」製作委員会 / (C)Yana Toboso/SQUARE ENIX

累計発行部数1400万部を超える人気コミック『黒執事』の実写映画化が決定し、主演は『BECK』以来3年ぶりの映画主演となる水嶋ヒロであることが決定した。

その他の写真

水嶋の役どころは、原作でも人気を誇るキャラクター・主人公セバスチャン・ミカエリスで、知識・教養・品位・料理・武術・容姿、すべてにおいて完璧な悪魔の執事であり、数多くあったと言われる映画化のオファーの中、原作者の枢(トボソ)やな氏も、セバスチャン役を水嶋ヒロが演じることで映画化を許諾。枢氏は「『黒執事』を実写化していただけるなんて夢のようです。水嶋さん演じるセバスチャンを拝見するのが楽しみで仕方ありません。完成が楽しみです!」と語っており、水嶋主演が映画化の決定打となったようだ。

映画版は、枢氏の承認を得て、原作から約130年後を舞台にした完全オリジナルのストーリーとなっており、主演以外のキャスティングなどはまだ発表されていないが、水嶋は「今まで何をするにしても自分の脳みそが出している答えを信じて行動してきましたが、プロデューサーとこの作品を信じるべきだという直感に、僕は従わざるをえません。映画『黒執事』を良い作品にするにはどうしたらいいか、それを常に考えながら毎日を過ごしています」と早くも本作に集中しているようだ。

監督は『NANA』シリーズの大谷健太郎監督と、テレビアニメ『TIGER&BUNNY』のさとうけいいち監督の2人が水嶋を料理する。大谷監督は「実写映画化は不可能。そう思われる原作ファンにこそ、凄い!と驚いて頂ける演出を仕掛けていきたい。それが可能に成り得るのは、水嶋ヒロさんの存在があればこそ。最高のハマリ役を得た水嶋さんの魅力を、思い切り炸裂させます。その映像美とアクションシーンに是非ご期待下さい」とコメント。さとう監督も「主演の水嶋ヒロ復帰作であるこの映画は、否応なしにイメージのアドレナリンが沸き立ちます! アクションにおいても、カッコイイの斜め上行くものを見せる事ができたらと思っております。セバスチャン役を時に怖く! 時には優しく… 水嶋ヒロに期待です!」と語り、主演水嶋ヒロを得て監督陣も意気込み十分のようだ。

映画は4月にクランクイン、2013年中の公開を予定している。

『黒執事』
2013年公開予定