ぎふや本家 (新世界)

新世界には大阪グルメが食べられるお店がいろいろあって、選ぶのが大変。 初めての大阪観光でどこに入っていいか分からない!! そんな時にオススメしたいのが「ぎふや」です。

なんといっても、店構えがよく入りやすいのもオススメポイント。

創業大正5年と歴史あるぎふや本家

新世界の「ぎふや」は、創業大正5年という老舗料理店です。一度閉店し、2016年の6月に屋号を引き継ぎ再オープンしたそう。

メニューも、食堂で提供していた「どて焼き」(400円)、「肉豆腐」(480円)、「肉吸い」(500円)などの料理も引き継ぎつつ、メインの串カツを提供しています。

大阪ならではの食材を使った創作串カツも味わえる

メニューを見ると、他の店よりも少々お高めな値段設定なので、地元客よりも観光客向けかもしれないし、通じゃないといわれるかもしれませんが、テーブルや畳などもベタついておらず、ローカル感は薄いものの、清潔で安心できるお店です。

串カツといえばシュワッとした飲み物と相性がいいので、ジンジャーハイボールをオーダー。

お通しはウズラの卵の醤油煮

そして、食べたい串カツもオーダー。他にも美味しそうな料理はありますが、今回は串カツ縛りでいきます。

最初に揚がってきたのは・・・・・海老ーーーー!! しかも有頭!!

有頭海老デカッ!!

プリッ!サクッ!として、甘くて美味しい~!!

海老は、洋食屋さんがエビフライで使うくらいの大きさ!!

チェーン店の串カツ屋さんは甘エビでも揚げたのかな?ってくらい小さいのが多いので、これは嬉しい。

そして頼んだ串カツが次々に揚がってきます。

牛ヒレ肉とハモ

大阪の串カツは、どのお店もキリッとしたウスターソースなのかと思ってましたが、地元の人に聞いてみると、ぎふやのソースはちょっと甘めだそう。

牛ヒレ肉の串カツ

そして大阪の串カツは「牛カツ」が基本。肉じゃがも牛肉で作る家庭が多いそうです。

小ぶりながらもジュシーで、牛肉のどっしりした味わいが美味しい1串。

次の串を頼もうと、メニューを見ていたら、「紅ショウガ高っ!!」と地元の人が言いだす。

ぎふやの紅ショウガは200円・・・・他の店ならもっと安いそう。

しかし、運ばれてきたのは、薄くスライスされた大判の紅ショウガを揚げた豪快な串。

紅ショウガが他の店よりデカくて豪快

衣がついた部分の紅ショウガはしっとり。漬物らしい食感がありますが、素揚げされた部分は、ポテトチップスのようにパリッ!サクッ!としていて軽い。

「うん、これは200円やな」と、地元の人も笑った。

次に出てきたアスパラガスも極太!! おいしそう~♪

アスパラも外せない

ソースは2度づけ禁止なのに、ソースにアスパラガスが半分しか入らなそうだなと考えていると、大阪人から「Jにしろ、Jに!!」と言われた。

「アスパラをグッと壺底に押し付けて、Jの形に曲がるまでソースをつけろ」という意味だった(爆笑)

いやいや、楽しくて美味しかった~!!

【SHOP DATA】

■お好み焼きの双月
住所: 大阪府大阪市浪速区恵美須東2-5-9 
アクセス:地下鉄御堂筋線動物園前駅5番出口徒歩3分/JR新今宮駅東口徒歩3分 新今宮駅前駅から311m
営業時間:【日~木】11:00~22:00【金土祝前日】11:00~23:00、ランチ営業、日曜営業

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