ぎゃあああああーっ遂に言われてしまったぁぁぁぁ!
ワタシのテレビ頼みな育児に対してあまりに正論過ぎてグゥの音も出ない旦那からの一撃。

分かってる…!分かってるんだイケナイ事だってことは!でも一体どうしたら…

テレビ依存の子育てから脱却するには?

旦那「例えばさぁ、『ゴハンの時は必ず消す』とか…ある程度決まりを作ったほうがいいと思うんだよね」

ワタシ「え?じゃあ完全にテレビはダメってことじゃないの?」

旦那「そりゃ見せないで済むならソレに越したことないけど、実際はそうもいかないじゃん?
だからなるべくテレビ付けなくても済む方法を考えようよ。俺も家事のサポートするから!」

ワタシ「ううう…有難う…!」

こうして我が家で『テレビ漬け子育て脱出大作戦』がスタートします!

まず最初に取り組んだのは旦那が最初に提案してくれたコチラ!

1・ゴハンの時は付けない作戦

ムスコは大の食いしん坊。ゴハンやオヤツの時には食べ物に一点集中してくれる為、「きんちゃん、ゴハンの時はテレビばいばーいだよー!」と言って電源を切ります。
そのまま上手くいけば再度テレビをつけなくても満腹感で幸せなのかご機嫌を保ってもらえます。

2・テレビとの距離を遠くする作戦

ベビーサークルでグルリと囲んでもがぶり寄ると30cmの近さで見れてしまうテレビとの距離を延長部品で倍に拡張し、1m以上は確実に離れて見れる位置に設置!
画面を遠くすることで、本人がよっぽど気に入ってる映像以外ではテレビがついてても興味を持たなくなりました。

3・お気に入りの絵本やオモチャを渡す作戦

1歳半くらいまでムスコにとって絵本とは『破って食べるもの』だったので、傍にいて一緒に読まないとヒヤヒヤしていたのですが、2歳を過ぎると一人で黙々とページをめくって熟読できるように。
絵本以外にもムスコが好きな電車の写真がいっぱい載ってるビジュアルブックなども効果は絶大でした!
オモチャも飽きてるものをいくら与えても効果ないので、その時にブームなものを選んで、ミニカーやメロディが流れる手押し車のオモチャを渡すとずっとソレで遊んでくれました。

4・テレビ時間と同じくらい親子遊び時間も楽しむ作戦

我が家は6時ごろ夕飯と食休み、そこから7~8時まではお風呂をためながらゆっくりできる家族の時間なので、その時に思いっきりムスコと大ハシャギで遊ぶようにしました!
旦那が四つん這いになってムスコを背中に乗せるお馬さんごっこをしたり、ボールを取り合いっこする追いかけっこをしたり、手遊び歌をうたいながら一緒に踊ったり…とにかくムスコが喜ぶ肉弾戦な遊びを網羅しました。
本人もゲラゲラ笑いっぱなしの動きっぱなし、親もゼーゼー言いながら声出しっぱなし動きっぱなしで、お互い夜は爆睡できて一石二鳥!

時間を減らすほど、効果は強くなる!?

こうしていろんな変化を付けていくと、次第にテレビばかり見せなくても子どもを見ながらの家事や仕事の大変さも、他の切り口で対応できるようになり、ここぞ!という時のテレビの吸引力が増したようなきがします。

まだ発語が出来ないムスコですが、テレビが見たいときは親の手を引っぱってリモコンの前に連れてくようになり、自分の好きな電車の動画を見せて!と言わんばかりに「んっ!んんっ!!」と身振り手振りでアピール。
そして一通り電車の動画を見終えると満足してテレビから離れるようになりました。

それでも、まだまだテレビに頼ってしまう部分が大きく、今後もどうにか試行錯誤して1日のテレビ時間を減らす努力をしなくちゃと反省の日々です。

ただ、こういったメリハリを少しづつ付けることで、『テレビ依存状態』から『テレビをうまく利用できる状態』になれるよう努力を重ねることが大事なんだと気づきました。

「今日はテレビばっかりでゴメンね。もうお母さん仕事おわったからチョット遊ぼうか?」と言うと、ムスコがニコぉ~~っと笑って抱き着いてくれる、あの幸せそうな笑顔を見て、一番の遊び相手は自分なんだなということは忘れないようにして今後も上手なテレビとの付き合い方を模索していきます!

つづく

 大手出版社から単行本を数冊発表し、現在は休業中の(元)漫画家。アシスタント業をメインにしながら、主婦業とお母さん業でも大忙しの毎日。夫である鈴木妄想とオタクトークで燃え上がるのも日課。息子の笑顔と各国アイドルのPVを見て癒されている。

「ハピママ*」更新情報が受け取れます
バックナンバー