「CES 2013」レポート、小さくても注目度大! 最新のスマートフォンなど

2013.1.11 17:42配信
防水機能やNFC(近距離無線通信)を備え、LTEに対応するソニーモバイルコミュニケーションズの「XperiaZ」

【ラスベガス発】全米家電協会(CEA)が主催する世界最大のコンシューマエレクトロニクスの祭典「2013 International CES(CES 2013)」が、現地時間の1月8日、米国ラスベガスで開幕した。ここでは、注目度の高いスマートフォンと白物家電を紹介しよう。

4Kテレビが今年の「大きな」目玉だとしたら、「小さな」目玉はスマートフォンだ。「CES 2013」では、ソニーモバイルコミュニケーションズと中国のファーウェイが新モデルを発表した。

ソニーは「Xperia」シリーズのフラグシップモデル「Xperia Z」を発表した。ディスプレイに、シリーズ最大サイズの5インチIPS液晶を採用。フルHD(1080×1920ドット)表示に対応する。さらに高輝度・高精細に映像を表示する「Reality Display」と映像処理エンジン「モバイルブラビアエンジン2」を搭載し、カラー、コントラスト、シャープネスなどのテレビ用ディスプレイの技術をスマートフォン向けに最適化した。発売時期やキャリアは明らかになっていないが、日本市場で発売する予定だ。

「Xperia Z」と同時に、メモリ容量がやや小さく、防水機能のない「Xperia ZL」も発表している。

ファーウェイは、防水に対応した「Ascend D2」と6.1インチ液晶を搭載した「Ascend Mate」をお披露目した。「Ascend D2」はクアッドコアプロセッサ「K3V2」を搭載したハイエンドモデルで、フルHD表示に対応した5インチIPS方式のSuper Retina液晶を搭載。主にビジネスマンをターゲットにしている。

一方「Ascend Mate」は、大型ディスプレイに加え、4050mAhの大容量バッテリを搭載。画面サイズは大きいものの、左右フレームが非常に細いので、実際には手のひらにフィットして持ちやすかった。

両モデルとも2013年1月に中国で発売し、その後世界各国で発売する。「Ascend D2」は日本でも発売する予定だ。

●白物家電はクラウドやスマートフォン連携がカギ

昨年までのCESはデジタル製品が展示の中心で、いわゆる白物家電の展示はそれほど多くなかった。しかし、今年はそこが大きく変わった。LG電子、サムスン電子、そしてパナソニックが、揃って広いスペースで白物家電を展示している。

サムスン電子は、クラウドメモサービス「Evernote」機能を搭載した冷蔵庫を展示。ドア前面のタッチ操作に対応した液晶ディスプレイで、スマートフォンやPCから入力したクラウドメモなどを参照することができる。写真や動画の閲覧にも対応している。

LG電子も、白物家電をスマートフォンからコントロールする機能をアピール。冷蔵庫、洗濯機をコントロールするデモを行っていた。

日本勢で白物家電を強くアピールしていたのがパナソニックだ。日本市場で成功を収め、アジア市場でも認知が進んでいる理美容家電「Panasonic Beauty」を北米市場でも展開。また、欧州市場で展開しているベーカリーなどのキッチン家電「BREAKFAST」シリーズ(日本未展開)の北米市場での展開を発表した。

次回のレポートでは、このほか注目の新製品や、これから話題を集めそうな魅力的な製品・サービスを紹介する。(デジタル&家電ライター/コヤマタカヒロ)

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