手軽にワイヤレス共有できる、無線LAN搭載SDHCメモリカード

トランセンドジャパン(Transcend)は、無線LAN搭載SDHCメモリカード「Wi-Fi SDHCメモリーカード」として、容量16GBの「TS16GWSDHC10」と32GBの「TS32GWSDHC10」を、1月下旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は「TS16GWSDHC10」が5980円前後、「TS32GWSDHC10」が7980円前後の見込み。

802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)機能を内蔵し、デジタルカメラで撮影した写真や動画をスマートフォンなどにワイヤレスで送信したり、無料の専用アプリを使ってスマートフォンなどからSNSなどに簡単に写真・動画をアップロードしたりできる大容量メモリカード。カメラ側の電源を入れると自動で起動し、カメラとモバイルデバイスを直接つなぐ「即時共有モード(Direct Share mode)」と、Wi-Fiスポット経由でインターネットに接続する「インターネットモード(Internet Mode)」の二つの無線接続モードに対応する。

Wi-Fi SDカード専用アプリは、iOS版(iPhone/iPad/iPod touch対応)とAndroid版を用意。Wi-Fi SDHCカードを直感的に遠隔操作できる。また、デジタルカメラで撮影した写真を、あらかじめ指定したモバイルデバイスにリアルタイムに転送する「シュート&ビュー機能」を備える。メモリカードに保存した写真やビデオは、同時に3台の機器でストリーム再生ができる。専用アプリだけではなく、デスクトップPCやノートPCからも、ウェブブラウザ経由でWi-Fi SDHCカードにアクセスできる。

対応OSは、iOS、Android、Windows、Linux、Mac OS X。安定性の高いスピードクラス10に対応。2年間の製品保証がつく。