nocria Xシリーズ

富士通ゼネラルは、冷暖気流と室温気流で節電と上質な冷暖房を提供する「nocria Xシリーズ」や、高い省エネ性能や低温時暖房能力でリビングなどの大きな部屋をすばやく暖める「nocria Zシリーズ」など、ルームエアコン新製品を2月中旬に発売する。

「Xシリーズ」は、冷暖気流と室温気流の2種類の気流で、控えめな温度でも上質な冷暖房を提供する。快適な室温気流の働きで、冷房時はより自然な風で部屋の空気を循環させて温度ムラをなくし、暖房時は温風の上昇を抑えて足元だけを温めて快適にするなど、控えめな運転で節電しながら上質な冷暖房を実現する。

10畳(冷房時)用「AS-X28C」、15畳用「AS-X45C2」、18畳用「AS-X56C2」、20畳用「AS-X63C2」、23畳用「AS-X71C2」をラインアップする。室内機のサイズは、89.0×29.3×32.9cm。価格はオープンで、実勢価格は27万円前後から36万円前後の見込み。

「Zシリーズ」は、室外機に独自のコンプレッサーや新形状の高効率プロペラファンなどを新たに採用。リビングルームなど大きな部屋でもすばやく部屋全体を暖める。23畳(冷房時)向け「AS-Z71C2」は、家庭用エアコンとして業界で初めて9.0kWを超える低温時暖房能力9.2kWで高い省エネ性能を実現した。

6畳(冷房時)用「AS-Z22C」、8畳用「AS-Z25C」、10畳用「AS-Z28C」、14畳用「AS-Z40C2」、18畳用「AS-Z56C2」、20畳用「AS-Z63C2」、23畳用「AS-Z71C2」をラインアップする。室内機のサイズは、「AS-Z22C」「AS-Z25C」「AS-Z28C」「AS-Z40C2」が79.8×29.3×28.9cm、そのほかは89.0×29.3×28.9cm。実勢価格は21万円前後から34万円前後の見込み。

「Sシリーズ」は、設置場所を選ばない業界最小サイズながら、高い省エネ性と暖房能力を備える。6畳(冷房時)用「AS-S22C」、8畳用「AS-S25C」、10畳用「AS-S28C」、14畳用「AS-S40C2」、18畳「AS-S56C2」をラインアップする。室内機のサイズは、72.8×25.0×30.2cm。実勢価格は15万円前後から22万円前後の見込み。

3シリーズとも、室内機に内蔵した温度センサと、より使いやすく進化した独自の無線リモコンに内蔵する温度センサが、運転時の暖めすぎや冷やしすぎを感知すると、設定温度を自動で控えめに制御し、ムダなく運転する。また、人がいなくなったら運転を休止する「不在eco」機能を搭載し、電気代のムダを抑える。

外出先からムダをみつけてコントロールする「スマートフォン連携」に対応。Windows 8搭載の富士通製PC「FMV」に別売のアダプタをつけ、エアコン本体と無線(RF)通信で接続すれば、PCからインターネット回線を利用してAndroid搭載のスマートフォンとリンクすることで、スマートフォンでエアコンの電源をオフにしたり、運転状況を確認したりなど、外出先からコントロールすることができる。

カラーはホワイト。「Xシリーズ」と「Zシリーズ」は2月中旬、「Sシリーズ」は2月下旬に発売する。

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