『96時間/リベンジ』のリーアム・ニーソン(C) 2012 EUROPACORP - M6 FILMS - GRIVE PRODUCTIONS

アクションスターとして大活躍するようになったリーアム・ニーソンが、またもやアクション映画に主演することになった。監督は『アンノウン』でも組んだジャウマ・コレット=セラだ。

ワーナー・ブラザースが製作、配給する『Run All Night』は、ボスを殺すはめになったマフィアの殺し屋が、息子と家族を守るために逃げ回るという物語。撮影開始は秋を予定している。ニーソンは現在、やはりコレット=セラが監督する『Non Stop』をニューヨークで撮影中。これまたアクション映画だ。

ニーソンは現在60歳。『シンドラーのリスト』などに出演し、演技派として知られてきた彼は、2008年の『96時間』で初めて本格的アクション映画の主演に挑戦した。低予算の同作品は、全世界でサプライズヒットし、当時55歳になっていたニーソンの、アクションスターとしてのキャリアがスタート。現在日本で公開中の『96時間/リベンジ』も、全世界で1作目の2億2000万ドルを大きくしのぐ3億7000万ドルを売り上げている。『Run All Night』というタイトルが示すとおり、おそらく走るシーンがたっぷりある映画になりそうだが、今作でもまたたくましい60歳の姿を見せてくれそうだ。

文:猿渡由紀