『東京家族』(C)2013「東京家族」製作委員会

「ぴあ」調査による1月18日、19日公開の映画・満足度ランキングは、山田洋次監督の最新作『東京家族』がトップに輝いた。2位にスーパー戦隊が夢の共演を果たす“VSシリーズ”の最新作『特命戦隊ゴーバスターズ VS 海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』が、3位に全米で大ヒットを飛ばしたコメディ『テッド』が入った。

上位作品の画像

1位の『東京家族』は、山田監督が小津安二郎の代表作『東京物語』にオマージュを捧げて描いた家族の物語。観客からは「家族の在り方について考えさせられた」「親子の絆と愛情が満ち溢れていて、郷愁を感じた」「田舎と都会で離れて暮らす家族はこれからも増えるだろうから、若い人にも観てほしい」「『東京物語』へのオマージュとして、風景、色合い、音楽などすべてが素晴らしい」「自分の身にもおこりそうなことが描かれていて胸を打たれた」などのコメントが寄せられた。なお、本作の満足度93.2点は、近年、山田監督が手がけた『母べえ』(91.5点)や、『おとうと』(91.0点)の数字を上回っている。

2位の『特命戦隊ゴーバスターズ…』は、悪の組織ザンギャックと手を組み地球を襲撃するゴーカイジャーと、彼らを迎え撃つゴーバスターズの対決を描いた特撮アクション。出口調査では「戦闘シーンはもちろん、ドラマ部分もしっかり出来ていて見応えがあった」「ゴーバスターズとゴーカイジャーの絆に感動!」「劇場版ということでお祭り感が味わえた」など、子どもから作品ファンの大人まで、幅広い世代から好評だった。

(本ランキングは、2013年1月18日(金)、19日(土)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)